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アングル:足元堅調のS&P500種、2割近くが弱気相場入り
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4月5日、米株式市場のS&P総合500種指数は足元では上昇基調だが、個々の銘柄の最近の値動きからは市場に弱気相場の気配が広がっている様子がうかがえる。NY証券取引所で2015年6月撮影(2018年 ロイター/Lucas Jackson)
[サンフランシスコ 5日 ロイター] - 米株式市場のS&P総合500種指数<.SPX>は足元では上昇基調だが、個々の銘柄の最近の値動きからは市場に弱気相場の気配が広がっている様子がうかがえる。
S&P500指数は3日から5日にかけての上昇率が2.9%と、3営業日としては2016年以来の大幅な上げを記録した。しかし1月26日に付けた過去最高値からは7%下げており、個別銘柄の大半は最近の高値から一段と下げ幅がきつくなっている。投資家の間で株価水準や金利上昇への警戒感が広まっているためだ。
トムソン・ロイターのデータによると、S&P500種構成銘柄のうち18%近くで株価が過去1年の高値から20%以上下落し、弱気相場入りした。また過去1年の高値からの下落率が10─20%で調整局面に入ったとみられる銘柄は41%に上る。
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(Noel Randewich記者)