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1月の景気一致指数、震災以降で下げ最大に=内閣府

2018年03月07日(水)15時37分

 3月7日、内閣府が発表した1月の景気動向指数(CI)は、現状を示す一致指数が114.0と、前月から5.7ポイント低下した。北米に輸出する普通自動車やスマートフォン向け半導体などの生産指数が振るわず、下げ幅は2011年3月の東日本大震災以降で最大だった。写真は横浜で昨年5月撮影(2018年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 7日 ロイター] - 内閣府が7日発表した1月の景気動向指数(CI)は、現状を示す一致指数が114.0と、前月から5.7ポイント低下した。北米に輸出する普通自動車やスマートフォン向け半導体などの生産指数が振るわず、下げ幅は2011年3月の東日本大震災以降で最大だった。

一致指数の低下は4カ月ぶり。判断材料となる9項目のうち、生産指数や耐久消費財出荷指数など7項目のマイナス寄与が響いた。

下げ幅は、比較可能な1985年1月以降で6番目の大きさで、6年10カ月ぶりの水準。震災後の11年3月は前月比7.0ポイントの低下だった。

数カ月先の景気を示す先行指数は104.8と、前月から1.8ポイント低下した。逆に遅行指数は0.5ポイント上昇し、119.5となった。

ロイター
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