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伊勢志摩サミットが開幕、安倍首相が各国首脳を伊勢神宮で出迎え
5月26日、主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)が午前、開幕した。議長国である日本の安倍晋三首相が主要7カ国(G7)首脳を伊勢神宮・内宮前で出迎え、公式日程がスタートした。写真は三重県伊勢市で撮影(2016年 ロイター/Toru Hanai)
[伊勢/志摩 26日 ロイター] - 主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)が26日午前、開幕した。議長国である日本の安倍晋三首相が主要7カ国(G7)首脳を伊勢神宮・内宮前(三重県伊勢市)で出迎え、公式日程がスタートした。
首脳らは、オランド仏大統領をはじめに1人1人がゲートの役割を果たしている宇治橋を渡り、伊勢神宮の神域内に入って行った。各首脳は記念の植樹を行った後、内宮の正殿まで数分間、語り合いながら移動した。
午後には会場となる志摩市賢島のホテルで、世界経済をテーマに最初の討議に入る。中国の景気減速や原油価格の低下などを背景に不透明さを増している世界経済情勢について、議論を交わす予定。
G7が持続的かつ力強い成長への道筋を示すよう明確なメッセージを出すことができるか注目される。
サミットは2日間にわたり、テロや難民問題、海洋安全保障、気候変動などの課題で断続的に議論が行われ、テロ対策の行動計画などを策定する予定。
27日午前には、G7以外の国や国際機関も加わり、アジアの安定や開発問題など、さらに幅広いテーマで討議が行われる。
それらの議論を踏まえ、27日午後に議長である安倍首相が記者会見し、首脳宣言を発表する。
G7の政策協調が演出され、力強いメッセージが出るのかどうかが大きなポイントして、内外から注目されている。
*写真を差し替えて再送します
(宮崎亜巳 編集:田巻一彦)