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消費増税、重大なことがない限り予定どおり=麻生財務相
5月19日、麻生太郎財務相は、7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議を前に記者会見し、G7では世界経済の不透明感が増している中で、マクロ経済政策や構造改革、課税逃れ対策、マネーロンダリング対応などで自由闊達(かったつ)な議論を期待している、と語った。写真はt内で昨年10月撮影(2016年 ロイター/Yuya Shino)
[仙台市 19日 ロイター] - 麻生太郎財務相は19日夕、主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議を前に記者会見し、G7では世界経済の不透明感が増している中で、マクロ経済政策や構造改革、課税逃れ対策、マネーロンダリング対応などで自由闊達(かったつ)な議論を期待している、と語った。
来年4月の消費増税の是非については、リーマン・ショックや東日本大震災のような重大なことが起きない限り予定どおり行うことを「一貫して首相も私も言っている」と指摘した。
一方、麻生氏は、その後の歓迎レセプションの場で、仙台会合は来週の主要国首脳会談(伊勢志摩サミット)に向けた「重要な布石」と強調。議長国として「世界経済の安定と成長のための議論を主導、促進していく」考えを示した。
これに先立って行われたサパン仏財務相との会談では、両国の経済情勢などについて意見交換を行ったという。
*内容を追加します。
(伊藤純夫、梅川崇)