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三菱自の調査報告は不十分、18日までに再提出求めた=国交省

2016年05月11日(水)21時37分

 5月11日、国土交通省は、三菱自動車の燃費不正問題に関する社内調査の結果報告が全容解明にはほど遠い不十分な内容で遺憾だ、として、18日までに再度全容解明のための報告を出すよう求めたことを明らかにした。写真は三菱自動車のロゴ、都内で4月撮影(2016年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 11日 ロイター] - 国土交通省は11日、三菱自動車<7211.T>が燃費不正問題に関する社内調査の結果を同省に提出したことを受け、同社からの報告は全容解明にはかなり遠い不十分な内容で遺憾だ、としたうえで、18日までに再度報告を出すよう求めたことを明らかにした。

自動車局幹部が会見で述べた。

同幹部は「国交省としては少しでも早く、三菱自動車の不正行為の全容解明を行いたい」と述べた。

同省は、燃費データの改ざんが明らかになった軽自動車4車種以外の9車種について、不正があったかどうかを明らかにするよう求めたという。11日提出の三菱自の報告では不正があることが「疑われる」と記載されていた。

その他の新たな対応としては「立ち入り検査が1つの手段」とし、再度同社に対する立ち入り検査を行う可能性を示したが、具体的なタイミングや内容については明らかにしなかった。また4月28日に省内に設置した再発防止策を検討するタスクフォースの第2回会合を13日に開催するとした。

*内容を追加しました。

(宮崎亜巳 編集:吉瀬邦彦)

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