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米利上げペース、緩やかで断続的な可能性=アトランタ連銀総裁

11月19日、ロックハート米アトランタ地区連銀総裁は利上げ開始後は、緩やかかつ断続的な引き上げペースになるとの見方を示した。写真は11月18日の講演時に撮影。(2015年 ロイター/Lucas Jackson)
[アトランタ 19日 ロイター] - 米アトランタ地区連銀のロックハート総裁は19日、初回の利上げ後は、金利は緩やかかつ断続的な上昇ペースになる可能性があるとの見解を示した。
ロックハート総裁は、経済見通しが予想外に悪化しない限り、米連邦準備理事会(FRB)が近く利上げに踏み切ることに違和感はないと語った。
同時に「利上げペースは幾分緩やかで、過去の利上げサイクルよりも断続的なものとなる可能性がある」と言明した。
さらに、FRBの雇用に関する目標は概ね達成され、物価安定目標は時間とともに達成されるとの認識を示しつつも、米経済が2007─09年の金融危機前と同じように機能することを意味しているわけではないと強調。米トレンド成長率の低下に加え、世界情勢見通しに「深刻な懸念」が存在することを踏まえると、FRBが目指す均衡金利は過去よりも低い水準になる可能性があると述べた。