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ボーイング、737MAXで英GKNとの部品供給契約打ち切り

2015年11月12日(木)13時50分

 11月11日、米ボーイングは、単通路型最新鋭機「737MAX」の逆推力装置「スラスト・リバーサー」について、英GKNから部品供給を受ける契約を打ち切ったことを明らかにした。写真はロゴ、シカゴの本社で2013年4月撮影(2015年 ロイター/Jim Young)

[11日 ロイター] - 米航空機大手ボーイングは、単通路型最新鋭機「737MAX」の逆推力装置「スラスト・リバーサー」について、英GKNから部品供給を受ける契約を打ち切ったことを明らかにした。ただ、2017年の同機引き渡し開始予定に変更はないという。

ボーイング広報担当者の10日の声明によると、同社は「737MAX」の「スラスト・リバーサー」内壁のデザインを変更しており、新たな納入業者と協議している。

同社は「737MAX」1号機の組み立てを年内に完了し、来年初めに初飛行を行い、17年第3・四半期に引き渡しを開始する計画をあらためて確認した。

GKNはボーイングの今回の決定についてコメントを控えている。同社はウイングレットなど他の部品の供給業者として、「737MAX」プログラムに引き続き関与している。

ボーイングは「維持可能で信頼できるだけでなく、737プログラムの高ペースでの生産が可能な製品を確保するため今回の決定を下した」と説明している。

ロイター
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