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物価目標達成は15年度から16年度前半=黒田日銀総裁

2015年04月23日(木)14時02分

 4月23日、日銀の黒田東彦総裁は午後の参院財政金融委員会に出席し、米ミネソタ州での講演で2%の物価目標の達成時期を「2015年度から16年度の初め」と述べたのは「15年度から16年度の前半か初めとの意味」と答えた。写真は、日銀、2013年12月撮影(2015年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 23日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁は23日午後の参院財政金融委員会に出席し、米ミネソタ州での講演で2%の物価目標の達成時期を「2015年度から16年度の初め」と述べたのは「15年度から16年度の前半か初めとの意味」と答えた。

無所属クラブの中西健治委員への答弁。

もっとも、4月30日に公表する「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」に向けて物価目標の達成時期について議論していると話し、さらなる詳細にはコメントを控えた。

黒田総裁はミネソタで、予定通りに物価目標を達成すれば市場は驚くだろうと発言。これについて、総裁は「米金利の市場見通しとFOMC(連邦公開市場委員会)の見通しがかい離しており、FOMC見通しの通りに金利が上がれば市場が驚く」と指摘。日本も日銀の見通し通りに物価が上昇すれば金利も相応に上昇し、市場が驚くとの意味だと説明した。

ロイター
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