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アジア株式市場サマリー(10日)
[10日 ロイター] - <中国・香港市場> 中国株式市場は反発し、7年ぶり高値をつけた。この日発表された中国のインフレ指標を受け追加緩和期待が高まり、買いが優勢となった。週間ベースでは5週連続で上昇した。
上海総合指数<.SSEC>、滬深300指数<.CSI300>はともに2008年3月以来の高値をつけた。
香港市場は続伸し、7年ぶり高値で引けた。週間ベースでは3年強ぶりの大幅な上昇率となった。
中国本土からの香港株投資は、1日当たりの限度額である105億元(16億9000万ドル)の約半分となった。8日と9日にはいずれも限度額に達していた。
<東南アジア市場>薄商いの中バンコク市場の株価が小幅上伸した。一方、ほかの域内市場の株価は大半が上昇して引けた。四半期決算の発表時期を前に、投資家らがポジションを構築したことが背景。
バンコクのSET指数<.SETI>は0.18%高の1547.83で終了した。週間ベースでは0.8%上昇し、2週続けて値上がりした。
域内市場の株価は週間ベースでは上昇した。マニラ市場が1.7%高と上昇を主導した。シンガポール<.FTSTI>とクアラルンプール市場<.KLSE>が週間ベースではそれぞれ0.5%高。ともに4週連続の上昇となった。ジャカルタ市場<.JKSE>は0.6%高と2週続けて値上がりした。ホーチミン市場<.VNI>は1.1%高と、5週ぶりに反発した。
<ソウル市場> 反発して引けた。第1・四半期の業績改善期待で国外勢による買いが入り、一時8カ月ぶり高値をつけた。総合株価指数<.KS11>の週間の上げ率は2.1%。