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ジャカルタ反発、決算控えタイ銀行株に買い=東南アジア株式
[バンコク 9日 ロイター] - 9日の東南アジア株式市場の株価は、ジャカルタ市場が幾分上昇した。海外からの資金流入が、選別された大型株を押し上げた。一方でタイの銀行株がアウトパフォームした。来週後半から始まる各社の四半期決算発表を控え、安値拾いの買いが入った。
ジャカルタ市場の総合株価指数<.JKSE>は0.26%高の5500.90で終了。前日の下落から反発した。
インドネシア複合企業最大手のアストラ・インターナショナル
石炭最大手ブミ・リソーシズ
バンコク市場のSET指数<.SETI>は0.02%高の1545.11で終了。出来高は約53億株と、過去30営業日の1日平均の40%にとどまった。市場参加者は来週の連休を前に、様子見を続けた。
バンコク市場はタイ旧正月の祝日のため、13━15日は休場となる。
取引終盤の買いが、クルンタイ銀行
シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI)<.FTSTI>は0.01%安の3460.30で終了。クアラルンプール市場<.KLSE>も小動きで、0.05%安の1849.39で引けた。
ホーチミン市場のVN指数<.VNI>は国内投資家の買いが入り反発、0.51%高の550.52で取引を終えた。
マニラ市場は休場で、10日に取引を再開する。
この日はアジア株が全般的に上昇した。