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中国預金保険制度、銀行に大きな影響及ばず=人民銀副総裁
4月3日、中国が導入する銀行預金保険制度について、中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝副総裁は、保険料は他国に比べてかなり低いと述べ、銀行に大きな影響を及ぼす可能性は低いとの見解を明らかにした。写真は、中国人民銀行、2014年11月撮影(2015年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[北京 3日 ロイター] - 中国が導入する銀行預金保険制度について、中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝副総裁は3日、保険料は他国に比べてかなり低いと述べ、銀行への大きな負担にはならない、との見解を明らかにした。記者懇談で述べた。
また、預金確保において小規模銀行が優遇されることはない、と語った。
中国国務院(内閣に相当)は31日、銀行の預金保険制度を5月
1日から導入すると発表した。 ただ、新制度のコストの詳細は明らかにされていない。アナリストの中には、小規模銀行が大手銀行よりも恩恵を受けるとの見方もある。
副総裁は、新制度導入に当たり米国の預金保険制度を研究したことを明らかにし、預金保険制度導入により破産法が強化されるとの考えを示した。
さらに、買収機運が高まり、健全な銀行が問題を抱える銀行を買収する動きが進むとの見方を示した。
*内容を追加しました。