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日経平均は小反落後に切り返す、電機株など堅調
4月3日、寄り付きの東京株式市場で日経平均は小反落して始まった後、プラス圏に浮上した。写真は東証。2014年10月撮影(2015年 ロイター/Yuya Shino)
[東京 3日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は小反落して始まった後、プラス圏に浮上。前日の上げの反動などで利益確定売りに押されやすいなか、ソニー<6758.T>やキヤノン<7751.T>など電機株の一角が堅調に推移している。
ファーストリテイリング<9983.T>やファナック <6954.T>といった値がさ株の上昇も指数を下支えし、日経平均は一時1万9400円台を回復した。
もっとも今晩には米雇用統計が公表されるほか、欧米市場が金曜日は休場となるため、日中は手控えムードが優勢となることが予想されている。短期筋の先物売買により市場が左右されることへの警戒感もくすぶっているが、安値圏では個人投資家などによる押し目買いの動きも期待されている。
寄り付き 前営業日比
日経平均<.N225> 19289.04 -23.75
日経平均先物中心限月<2JNIc1> 19330 -20
(長田善行)