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ドルは対ユーロで上昇、欧米金融政策の違い改めて意識=NY市場
[ニューヨーク 26日 ロイター] - 26日のニューヨーク外為市場では、ドルがユーロに対して上昇した。ドルはここ数日間弱含みで推移していたが、欧米の金融政策の方向性の違いがあらためて意識され、ドルは対ユーロで今週最大の上昇を見せた。
ユーロ/ドル
市場予想を上回る米失業保険申請件数や2月から改善した3月の米サービス部門総合購買担当者景気指数(PMI)速報値も、ドルに対する支援材料となった。ドルの主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は、直近0.37%高の97.339。
バークレイズ(ニューヨーク)の通貨ストラテジスト、アループ・チャタジー氏は、市場は「ドルを買うのにより良い水準を追い求めてきた。そしておそらく今がその水準だ」との認識を示した。
ドル/円
バンクオブアメリカ・メリルリンチ(ニューヨーク)の外国為替ストラテジスト、イアン・ゴードン氏は「中東の地政学的リスクがくすぶり続けている限り、円への回帰がある程度起こるだろう」と述べた。
ドル/円 終値 119.19/21
始値 118.65/69
前営業日終値 119.48/51
ユーロ/ドル 終値 1.0883/85
始値 1.1015/17
前営業日終値 1.0969/72
*内容を追加します。