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東南アジア株総じて下落、バンコク1カ月ぶり安値
[27日 ロイター] - 27日の東南アジア株式市場は、総じて下落した。タイ株は外国人投資家の売りが続き約1カ月ぶりの安値に軟化した。その他市場は、マクロ経済に関する新たな手掛かり材料待ちとなる中を下げた。
バンコク市場のSET指数<.SETI>は0.4%下落し、2月2日以来の安値となった。金融株が下げを主導した。アユタヤ銀行
ロイターのデータによると、外国人投資家は27日に2371万ドルのタイ株を売り越した。この結果、外国人投資家の売り越しは4日連続、その額は計2億9313万ドルとなった。
フィリップ・キャピタルのアナリストは「先行きの株価収益率(PER)は15倍と、この市場としては非常に高くなっている」と指摘。「外国人投資家は、タイ株が魅力的になるのを待っているのかもしれない」と説明した。
メイバンク・キムエン証券は投資家向け資料で、カシコーン銀行
マニラ市場のPSEi<.PSI>は0.4%安、シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI)<.FTSTI>は0.7%安、ホーチミン市場のVN指数<.VNI>は0.7%安。
一方、クアラルンプール市場の総合株価指数<.KLSE>は、7815万ドルの外国人買いでわずかに上昇。ジャカルタ市場<.JKSE>の総合株価指数はわずかに下げた。