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物価、16年度末までには当然2%に達している=日銀総裁

2015年02月26日(木)14時52分

 2月26日、黒田東彦日銀総裁は参議院財政金融委員会で、消費者物価指数が2016年度末までには、「当然、2%に達している」との見通しを示した。昨年12月撮影(2015年 ロイター/YUYA SHINO)

[東京 26日 ロイター] - 黒田東彦日銀総裁は26日午後の参議院財政金融委員会で、消費者物価指数は2016年度末までには、「当然、2%に達している」との見通しを示した。主な答弁は以下の通り。

─貸出支援制度の対象を信組や農協に拡充、中小向け資金に貢献したい

─昨年夏以降の大幅な原油価格の下落、想定していなかった

─消費者物価上昇率、当面さらに低下する

─地政学リスクも世界経済に大きく影響する

─予想を超えた状況に対応できるよう、常時点検し適切な金融政策運営をしていきたい

─昨年10月末の追加緩和、相当いろいろな議論あった

─原油価格の下落、日本経済に大きなプラスであるのは間違いない

─10月追加緩和、かなり激しい議論戦わせた

─2%目標実現にはまだ道半ば

─これまでの政策に効果がないとの意見は、政策委員会にはない

─2年程度、ピンポイントで決めたわけでない

─物価は16年度末までには当然2%に達している

─日銀のバランスシートの対GDP比、特段のシーリング設けていない

ロイター
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