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インドネシアとフィリピンが最高値=東南アジア株式

2015年02月26日(木)00時35分

[25日 ロイター] - 25日の東南アジア株式市場では、インドネシアのジャカルタ総合株価指数とフィリピンの主要株価指数PSEiが最高値を記録した。米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長が、利上げを急がない姿勢を示唆したことに支援された。

ジャカルタ総合株価指数<.JKSE>は一時、過去最高値の5448.70まで上昇。フィリピンのPSEi<.PSI>も、序盤に7862.91の過去最高値を付けた。

ジャカルタ総合株価指数は、終値では0.5%高の5445.11。外国人投資家の買越額は、6163万ドルだった。フィリピンは、0.1%高の7844.06で終了。外国人投資家の買越額は、1690万ドルだった。

ジャカルタ地盤のトリメガ証券は「FRBは今年第2・四半期にも利上げを開始する可能性を示唆したが、段階的なものとなるだろう。利上げ幅は、年末までに100ベーシスポイントとの当初の予想よりも小さいとの見方が強まった」と指摘した。

タイのSET指数<.SETI>は、0.6%安の1589.33と、17日以来の終値安値で終了。現地紙報道によると、同国通信規制当局は第4世代(4G)移動通信の入札延期方針を認めた。これを受け、通信株が軟調となった。

タイの携帯電話最大手アドバンスト・インフォ・サービスは4.2%安のほか、トータル・アクセス・コミュニケーションも3.4%安。

シンガポールのストレーツ・タイムズ指数(STI)<.FTSTI>は、0.1%高の3440.83で終了。一方、マレーシアのクアラルンプール総合株価指数<.KLSE>は0.2%安の1815.86で、ベトナムのVN指数<.VNI>は0.7%安の592.66で引けた。

ロイター
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