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ドイツ、法人税連携や債務透明性向上呼び掛けへ IMF世銀会合で

2019年04月06日(土)05時13分

[ベルリン 5日 ロイター] - ドイツのショルツ財務相は、12─14日の国際通貨基金(IMF)と世界銀行の春季会合で、法人税制の世界的連携や発展国の債務透明性向上を呼び掛ける。ドイツ政府高官が5日、明らかにした。

アルファベット傘下のグーグルやフェイスブック、アマゾン・ドット・コムなどのデジタル企業が低税率国に利益を移さないよう法人税の世界的な最低水準設定が重要とみているもようだ。

同高官はこの面での進展が重要と指摘、ショルツ氏が来年半ばまでに経済協力開発機構(OECD)加盟国間で合意することを望んでいると説明した。

ショルツ氏はまた、中国などに他国での融資に関する情報共有を拡大して、債務の透明性を高めるよう促す見通しだ。

ドイツ経常黒字は、好調な内需や実質賃金の上昇、政府支出拡大に伴い徐々に縮小するとの見方も説明するという。

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ロイター
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