ニュース速報
東京マーケット・サマリー(5日)
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円
午後5時現在 109.84/86 1.1423/27 125.49/53
NY午後5時 109.88/90 1.1435/40 125.67/71
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の109円後半。東京市場でも一時110円台へ乗せ、前日海外市場でつけた年初来高値へ迫る場面があった。
<株式市場>
日経平均 20844.45円 (39.32円安)
安値─高値 20823.18円─20981.23円
東証出来高 12億2836万株
東証売買代金 2兆1054億円
東京株式市場で日経平均は4日ぶり反落した。朝方は米株高や円安基調など良好な外部環境を背景に買いが先行。一時は節目の2万1000円に接近したが、利益確定や戻り待ちの売りが出て伸び悩んだ。午後はしばらく横ばい圏で推移していたが、大引けにかけて下げ幅を拡大した。
東証1部騰落数は、値上がり1325銘柄に対し、値下がりが730銘柄、変わらずが72銘柄だった。
<短期金融市場> 18時11分現在
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.059%
ユーロ円金先(19年3月限) 99.960 (-0.010)
安値─高値 99.960─99.970
3カ月物TB -0.270 (変わらず)
安値─高値 -0.270─-0.270
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.059%になった。積み期後半に入り、資金調達意欲がしっかりと示されたようだ。取引レンジはマイナス0.035─0.075%付近。ユーロ円3カ月金利先物は弱含み。
日銀が発表した国庫短期証券(TB)の買い入れ結果は応札倍率は前回の5.01倍から4.46倍に低下したものの、「応札額が依然として多く弱めとの評価」(国内金融機関)と受け止められた。
黒田東彦日銀総裁は5日午後の衆院予算委員会で、厚生労働省による毎月勤労統計の不正調査問題について、毎勤統計の改定を受けても、景気判断は変わらないと語った。円債市場全体への影響は限定的だった。
<円債市場>
国債先物・19年3月限 152.69 (-0.04)
安値─高値 152.63─152.74
10年長期金利(日本相互証券引け値) -0.015% (変わらず)
安値─高値 -0.010─-0.015%
国債先物は小幅続落した。前日の米債が週内の入札ラッシュへの警戒感から下落した流れを引き継ぎ、朝方は売りが先行。10年債入札は、落札利回りが2年3カ月ぶりのマイナス圏となったが、応札倍率は上昇し順調な結果となった。入札の不透明感が後退したことでショートカバーが入り、一時プラスに転じる場面があった。現物債市場は超長期ゾーンが底堅く推移した。
10年債入札は日銀による買い入れの期待や、キャリー妙味を背景にした短期資金の需要などに支えられた。最高落札利回りはマイナス0.012%となり、2016年11月の344回債以来、2年3カ月ぶりのマイナス圏での応札となった。ただ応札倍率は4.80倍と前月債(4.04倍)と比べ上昇。市場では「順調な結果」(国内証券)と受け止められた。
今週は7日に30年債入札を控えているが、きょうの10年債入札が無難になったことが超長期ゾーンの利回りに低下圧力を掛けたもよう。「金利水準は低く生保などは買いにくいとみられるが、ショートは解消できていない。30年債入札が順調になるとみる向きもある」(外資系証券)との見方も出ていた。
<スワップ市場> 17時13分現在の気配
2年物 0.03─-0.06
3年物 0.03─-0.06
4年物 0.03─-0.06
5年物 0.04─-0.05
7年物 0.08─-0.01
10年物 0.19─0.09