コラム
なでしこからサウディまで:スポーツに進出するムスリム女性
今年のロンドン・オリンピックの目玉は、なんといっても「なでしこ」の大活躍と、サウディアラビアからの女性選手の参加だろう。 ちょっと無
ラマダン大河ドラマが巻き起こす波紋
ラマダン(断食月)が始まった。ラマダンとは、日の出から日の入りまでの間、飲食を断つイスラーム暦の月で、貧富、貴賤、老若に係わりなく、空腹は
サウディアラビアに飛び火したシーア派の反乱
3月にバハレーンを訪れて以来、バハレーンの反政府デモの様子を折に触れてお伝えしてきたが、とうとう対岸が対岸の火事ではなくなってきた。7月8
エジプト:やっぱり選挙は面白い
6月24日、エジプト大統領選の結果が発表され、ムハンマド・ムルスィー自由公正党党首が勝利した。とりあえず、ほっと一安心である。 いや、筆
「ホーム」のないサッカー・イラク代表
ワールドカップ・アジア予選で次に日本代表が戦う相手、ということで、イラクの試合に注目しているサッカーファンも多いのではないか。 そのイラ
鳩山外交バッシングを考える
少し古い話だが、4月、鳩山元首相のイラン訪問が大きな話題となった。 日本国内の報道、解説のほとんどが、「とんでもないことをしてくれた」的
イスラエル:国歌斉唱しない最高裁判事
最高裁の判事が国歌斉唱しなかったことが、議論を呼んでいる。 いや、日本のことじゃない。イスラエルで起きたことだ。 今年の2月末、最高裁
バハレーン紀行(3):「F1が大事か、国民が大事か!」
のんびり紀行文を書き続けていたら、とうとうそのバハレーンで、衝突に火がついてしまった。ここ数日、バハレーンでのF1グランプリの開催に反対す
バハレーン紀行(2):シーア派住民が立ち上がるわけ
先週、バハレーンではまだ未完の「アラブの春」が続いていた、と報告した。 そしてバハレーンのシーア派住民は、バハレーン政府や周辺の保守的湾
バハレーン紀行(1):抗議デモは終わったか?
「アラブの春」から一年を経て、選挙や政治改革を経て新しい政権がどうなったか、これからどうなるのか――。エジプトやチュニジアの選挙結果にメデ