コラム
「お遊びの時間はおしまいだ」
後藤健二さんとともに「イスラーム国」の人質にされていたヨルダン人パイロットのムアーズ・カッサーシバが、殺された。生きながら焼き殺されるとい
人質殺害事件に寄せて
日本人人質事件は、残念な結果になった。 昨年六月に登場して以来、その残虐さで国際社会を震撼させてきた「イスラーム国」が、いかに深刻な問題
嫌イスラームの再燃を恐れるイスラーム世界
シャルリー・エブド誌襲撃事件は、世界を震撼させている。欧米諸国を、というより、世界中のイスラーム教徒を、だ。 フランス版9-11事件とも
中東と東アジアをつないだ国際会議
オーストラリアでカフェが乗っ取られたり、パキスタンでターリバーンが生徒を百人以上も殺害したりと、今月も中東には殺伐とした空気が漂う。だが、
東エルサレムの緊張
同じだ。このヒリヒリした感じが。 6月、イスラエル青年3人が西岸で行方不明になり、パレスチナ人に誘拐されて殺されたのではと、悪い想像が
対クルド攻撃を優先させるトルコ
イスラーム国を「殲滅する」と宣言して、シリア空爆を始めたオバマ大統領だが、米国の頭を悩ませているのはイスラーム国だけではない。対イスラーム
シリア空爆の意味
9月23日、米軍はシリアの「イスラーム国」拠点に対する空爆を開始した。イラク北部、西部に勢力を広げる「イスラーム国」をイラク国内だけで叩い
普通のイラク人にとっての国民和解とは
イラクの新内閣が決まった。 北と西を制圧し、さらにクルド地域と中央政府支配領域の境界線を切り裂くように、イスラーム国がスンナ派居住地域を
イラク:新首相の評価は
夏は国際学会のシーズンである。海外で開催される中東関係のさまざまな会議やインタビューを梯子していると、やはり今年の大きなテーマは、イラクに
イラク新首相、任命されたはいいが
8月8日、イラク北部で大きな脅威となった「イスラーム国」(ISISが改名)の拠点の一部にとうとう、米軍が空爆に踏み切った。その3日後には、