最新記事

結婚

金持ちに嫁ぐための「中国式」花嫁学校

富裕層急増の中国で、金持ちと結婚する仕方を指南する花嫁養成学校が人気

2011年7月20日(水)16時16分

金持ち限定 高級お見合いパーティーででウエディングドレス姿を披露 Reuters

 裕福な男性を捕まえましょう。願わくば億万長者、無理なら百万長者かそこそこの金持ちと結婚するワザ教えます──中国の北京で、こんな花嫁養成学校が人気を呼んでいる。

 学校の名は、女性道徳教育センター。30時間3000ドルのコースで、メイクできれいに見せる仕方から相手の顔の表情で嘘を見抜く方法まで、自分を魅力的に磨く技術を教えていると、ロイター通信は報じている。受講生はさらに、男性の性格を見抜くワザを学んだり(性格が重要ならの話しだが)、会話や中国茶の入れ方といった伝統的な作法も身につける。

 将来の伴侶を見つけたい裕福な独身男性は同校に連絡し、紹介手数料で最大3万元(約37万円)を支払う。これまでに30組がゴールインしたという。

 中国では富裕層はますます豊かになっていると伝えられる。中国の長者番付トップ400のリストに入る最低ラインは、2010年には資産3億ドルだったが、今では4億2500万ドルに上昇している。

 フォーブス誌による世界長者番付トップ100に中国人として今年初めてランクインしたのは、中国の検索大手「百度(バイドゥ)」の李彦宏(ロビン・リー)CEOだ。資産94億ドルで95位につけた。このフォーブス長者番付で、1210人のうち115人を中国本土の企業家が占めている。09年の28人から340%増え、2010年の64人から倍増だ。

 女性道徳教育センターの創設者シャオ・トンは、裕福な中間層が増えている中国で、女性に「目標を与えることで最高の自分」になれるよう手助けしているのだと、ロイターに語った。


 私たちは彼女たちの内面を育成し、潜在力を引き出そうとしているのです。ただ良い家庭の築き方や自分を成長させる方法を教えますと宣伝しても、多くの女性がそんなこと教えられなくてもできると感じ、わが校は相手にされないでしょう。だからもっと直球勝負に出ようと思いました。「お金持ちと結婚したくはない?」ってね。


GlobalPost.com特約

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ウクライナ2都市にロシアが攻撃、和平協議直後

ビジネス

乳児ボツリヌス症の集団感染、バイハート社の粉ミルク

ワールド

北朝鮮抑止「韓国が主な責任」、米国防総省が関与縮小

ワールド

トランプ政権のEVインフラ助成金停止は違法、米地裁
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:「外国人問題」徹底研究
特集:「外国人問題」徹底研究
2026年1月27日号(1/20発売)

日本の「外国人問題」は事実か錯誤か? 7つの争点を国際比較で大激論

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡張に新たな対抗手段
  • 2
    データが示す、中国の「絶望的な」人口動態...現実味を帯びる「超高齢化」による「中国社会崩壊」
  • 3
    麻薬中毒が「アメリカ文化」...グリーンランド人が投稿したアメリカを嘲笑する動画にネット爆笑
  • 4
    40代からは「積立の考え方」を変えるべき理由──資産…
  • 5
    ラブロフ、グリーンランドは‌デンマーク​の「自然な…
  • 6
    サーモンとマグロは要注意...輸入魚に潜む「永遠の化…
  • 7
    ニュージーランドの深海に棲む、300年以上生きている…
  • 8
    トランプを支配する「サムライ・ニッポン」的価値観…
  • 9
    「これは違法レベル...」飛行機で「史上最悪のマナー…
  • 10
    3年以内に日本からインドカレー店が消えるかも...日…
  • 1
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡張に新たな対抗手段
  • 2
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コングスベルグ社のNSMにも似ているが...
  • 3
    データが示す、中国の「絶望的な」人口動態...現実味を帯びる「超高齢化」による「中国社会崩壊」
  • 4
    ラブロフ、グリーンランドは‌デンマーク​の「自然な…
  • 5
    【銘柄】「古河機械金属」の株価が上昇中...中国のレ…
  • 6
    ニュージーランドの深海に棲む、300年以上生きている…
  • 7
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」…
  • 8
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の…
  • 9
    韓国が「モンスター」ミサイルを実戦配備 北朝鮮の…
  • 10
    40代からは「積立の考え方」を変えるべき理由──資産…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 3
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 4
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 5
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 6
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 7
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 8
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 9
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
  • 10
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中