最新記事

アフガニスタン

6人の証言者たち

2009年10月21日(水)12時00分

モールビ・モハンマド・ハッカニ(40)

タリバン政権の元次官。01年、米軍の空爆中にカブールから逃れ、パキスタンのアフガニスタン難民キャンプで心を病む。現在はプロパガンダと国境付近での新兵集めを担当


モールビ・アブドル・レフマン・アフンドザダ(40)

米軍の空爆開始時は、アフガニスタン北部でタリバン兵400人を指揮していた。03年にはパキスタンで野菜を売る生活を送っていたが、現在は50人の武装勢力を率いて3つの州で活動中


バリ・ハーン(27)

01年のタリバン政権の崩壊後、脳卒中が原因で亡くなったムラー(イスラム教指導者)の息子。現在はガズニ州で約15人の部隊を指揮している


カリ・ユーナス(27)

01年当時はイスラム神学校の生徒だった。現在は武装勢力のための武器や資金、通信機器の輸送を担当している


ムフティ・マシフディン(31)

01年には学生だったが、時々戦闘にも参加していた。現在はヌリスタン州で約200人の部隊を指揮している


アガ・モハンマド(45)

01年には神学校の学生で、ムラーの代理もこなしていた。現在は新兵集めを担当する一方、ザブル州でタリバン統治評議会のメンバーを務めている

[2009年10月21日号掲載]

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

カザフスタン、原油生産量の決定では「国益優先」=エ

ビジネス

ドルの配分、過剰からより自然な水準へ=ECB専務理

ワールド

米中のフェンタニル取り締まり巡る協議難航、トランプ

ワールド

プーチン氏とゼレンスキー氏の双方と取引可能=トラン
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:独占取材 カンボジア国際詐欺
特集:独占取材 カンボジア国際詐欺
2025年4月29日号(4/22発売)

タイ・ミャンマーでの大摘発を経て焦点はカンボジアへ。政府と癒着した犯罪の巣窟に日本人の影

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    教皇死去を喜ぶトランプ派議員「神の手が悪を打ち負かした」の真意
  • 2
    トランプ政権はナチスと類似?――「独裁者はまず大学を攻撃する」エール大の著名教授が国外脱出を決めた理由
  • 3
    【クイズ】「地球の肺」と呼ばれる場所はどこ?
  • 4
    「スケールが違う」天の川にそっくりな銀河、宇宙初…
  • 5
    アメリカは「極悪非道の泥棒国家」と大炎上...トラン…
  • 6
    日本の10代女子の多くが「子どもは欲しくない」と考…
  • 7
    【クイズ】世界で最もヒットした「日本のアニメ映画…
  • 8
    「生はちみつ」と「純粋はちみつ」は何が違うのか?.…
  • 9
    トランプの中国叩きは必ず行き詰まる...中国が握る半…
  • 10
    ウクライナ停戦交渉で欧州諸国が「譲れぬ一線」をア…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ? 1位は意外にも...!?
  • 2
    「生はちみつ」と「純粋はちみつ」は何が違うのか?...「偽スーパーフード」に専門家が警鐘
  • 3
    しゃがんだ瞬間...「えっ全部見えてる?」ジムで遭遇した「透けレギンス」投稿にネット騒然
  • 4
    「スケールが違う」天の川にそっくりな銀河、宇宙初…
  • 5
    【渡航注意】今のアメリカでうっかり捕まれば、裁判…
  • 6
    女性職員を毎日「ランチに誘う」...90歳の男性ボラン…
  • 7
    【クイズ】「地球の肺」と呼ばれる場所はどこ?
  • 8
    【クイズ】売上高が世界1位の「半導体ベンダー」はど…
  • 9
    「100歳まで食・酒を楽しもう」肝機能が復活! 脂肪…
  • 10
    自宅の天井から「謎の物体」が...「これは何?」と投…
  • 1
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 2
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった...糖尿病を予防し、がんと闘う効果にも期待が
  • 3
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 4
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 5
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
  • 6
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 7
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 8
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大…
  • 9
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 10
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中