名優たちの要望に応え続けて生まれた、出張族のための革小物
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<ビジネスパーソンの出張シーンを演出するイタリア老舗ブランド「セラピアン」のアイテム。そのこだわりと気遣いの秘密を解くカギは、90年以上にわたるブランドの歴史にあった>
重要なクライアントとの商談やエグゼグティブとのミーティング――ビジネスパーソンにとって出張は、時として自らの価値を試す"勝負どころ"となる。であれば、バッグやトロリーはもちろんのこと、テンションの上がる小物も揃えておきたいところ。
そこでおすすめしたいのが、1923年にミラノで創業した老舗ブランド「セラピアン」。同ブランドの代表作ともいえるエボリューションシリーズなら、バッグやトロリーと同じ上質なイタリアンレザーの、トラベルウォレットやマルチで使えるポーチ、タイケースまでを揃えることができる。
どのアイテムにも共通する型押しオリジナルレザー「エボリューション」は、水濡れなどにも強く傷が付きにくい素材。ブランドの頭文字である「S」の彫刻が施されたペニーロゴや、高級車の内装で見られる手触りの良い人工スエードを使用した裏地など、細部のこだわりが高級感を演出する。
国別に紙幣が管理できるほか、パスポートや旅券、スマートフォンなども収納できるトラベルウォレットや、鍵や小物類が収納できるマルチポーチやカードケースは、まさに旅先で重宝する必需品のアイテムだ。それらに加え、ネクタイをシワなく収納して運べるタイケースまでラインナップしているところが、セラピアンらしさと言える。
上質な素材とデザイン、さらには心憎いまでのディテールへのこだわりと"出張族"への気遣い。そんなセラピアンらしさは、一体どこから生まれたのだろうか。
イタリアに撮影に来たセレブたちが顧客になった
1923年、創業者のステファノ・セラピアンが、イタリアンレザーの廃材を利用した小物の制作を始めたことがセラピアンのスタートとなる。1945年には、後に本社となるミラノの小さな自宅兼工房でバッグ工房として本格的に始動した。
豊富な素材とカラーバリエーションによるオーダーメイドで、1つ1つを丁寧に作り上げる。そんなセラピアンのバッグは、瞬く間に上流階級のミラネーゼたちの間に広まり、40年代後半には早くも、英国王室の御用達バッグとして採用された。そして50年代から60年代にかけ、セラピアンはさらなる飛躍の時を迎える。
当時、映画産業が盛んだったイタリアで起こったチネチッタブーム。映画撮影のためローマ郊外のチネチッタと呼ばれる巨大な映画撮影所を訪れた、フランク・シナトラやハンフリー・ボガード、さらにはオードリー・ヘップバーンといった名優たちが、こぞってミラノの工房を訪れてはセラピアンのバッグを買い求めたのである。
以来、セラピアンの主要な顧客となった彼らハリウッドのセレブリティは、いわば世界中を飛び回るジェットセッターでもあった。上質なイタリアンレザーをはじめとする素材とデザイン、さらには世界中を共に旅するための機能といったセラピアンの伝統は、こうした本物を知る顧客たちの厳しいオーダーに応え続けるなかで磨き抜かれていったのだ。