コラム
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

冷泉彰彦

(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

日本の新政権が向き合うべき、安全保障の「ねじれ」というアキレス腱

<保守・リベラルがともに抱える安全保障観のねじれは、今後の米政権によっては同盟関係の不安定要因になりかねない> 自民党の総裁選が進行中です。

2025.09.17 
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

「物価高対策と財政規律の間の最適解」──ポスト石破に求められる最重要課題

<石破政権は、生活支援策だけでなく財政規律について国民に訴えることもしなかった> 石破首相が辞任を表明し、自民党はフルスペックの前倒し総裁選

2025.09.10
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

アメリカのストーカー対策、日本との違いを考える

<GPS追跡などの厳罰化や医師・カウンセラーを含めた対応は日本でも早急な実現が必要> 日本でもさまざまなタイプのストーカー事件が明るみに出て

2025.09.03
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

「体験格差」という言葉に覚える強烈な違和感

<大学入試の総合選抜などで富裕層に有利になるという指摘もあるが、もうそうだとしたらそれ自体が問題> ここ数年、「体験格差」という言葉を耳にす

2025.08.27
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

日本の核武装コストは、どのように計算すれば良いのか

<単純な開発費・維持費に加えて、国際秩序を揺るがすことで経済制裁や外交リスクを抱え込むことになる> 核武装はコスパが良いのか悪いのかという問

2025.08.20
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

被爆80年の今、真剣に議論しなければならないこと

<悪しき自国中心主義の蔓延、核禁条約派とNPT派の対立......核戦争の脅威を引き寄せる危険な風潮が強くなっている> 戦後80年にあたる今

2025.08.06
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

戦後80年に必要な3つのメッセージを考える

<謝罪外交議論で、近隣諸国との関係を悪化させないためには......> 8月15日はポツダム宣言受諾から80年、大きな歴史の区切りとなります

2025.07.30
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

参院選が引き起こした3つの重たい事実

<与党にノーは突き付けたが、政権交代を担う「責任野党」も出てこなかった> 参院選の結果は、選挙戦の終盤に様々な形で飛び交った予想よりは、自民

2025.07.23
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

さらに複雑化したニューヨーク市長選の対立構図

<民主党、共和党の公認候補に加えて、民主党の現職市長と元知事が無所属で出馬予定> 2028年の大統領選、その前の2026年の中間選挙の前哨戦

2025.07.16
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

アメリカの保守派はどうして温暖化理論を信じないのか?

<自然の脅威は全て神が与えた試練だという宗教的信念が、その根底にはある> 7月4日の独立記念日に、テキサス州中部を襲った集中豪雨では、現時点

2025.07.09
MAGAZINE
特集:世界が尊敬する日本の小説36
特集:世界が尊敬する日本の小説36
2025年9月16日/2025年9月23日号(9/ 9発売)

優れた翻訳を味方に人気と評価が急上昇中。21世紀に起きた世界文学の大変化とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「日本を見習え!」米セブンイレブンが刷新を発表、日本では定番商品「天国のようなアレ」を販売へ
  • 2
    中国は「アメリカなしでも繁栄できる」と豪語するが...最新経済統計が示す、中国の「虚勢」の実態
  • 3
    燃え上がる「ロシア最大級の製油所」...ウクライナ軍、夜間に大規模ドローン攻撃 国境から約1300キロ
  • 4
    1年で1000万人が死亡の可能性...迫る「スーパーバグ…
  • 5
    「二度見した」「小石のよう...」マッチョ俳優ドウェ…
  • 6
    【クイズ】世界で最も「リラックスできる都市」が発…
  • 7
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影…
  • 8
    中国山東省の住民が、「軍のミサイルが謎の物体を撃…
  • 9
    中国経済をむしばむ「内巻」現象とは?
  • 10
    【クイズ】世界で1番「島の数」が多い国はどこ?
  • 1
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影...目覚めた時の「信じがたい光景」に驚きの声
  • 2
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれば当然」の理由...再開発ブーム終焉で起きること
  • 3
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサイルが命中、米政府「機密扱い」の衝撃映像が公開に
  • 4
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる…
  • 5
    科学が解き明かす「長寿の謎」...100歳まで生きる人…
  • 6
    「二度見した」「小石のよう...」マッチョ俳優ドウェ…
  • 7
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 8
    【クイズ】世界で1番「島の数」が多い国はどこ?
  • 9
    「なんて無駄」「空飛ぶ宮殿...」パリス・ヒルトン、…
  • 10
    観光客によるヒグマへの餌付けで凶暴化...74歳女性が…
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 3
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果物泥棒」と疑われた女性が無実を証明した「証拠映像」が話題に
  • 4
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 5
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影…
  • 6
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
  • 7
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
  • 8
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれ…
  • 9
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
  • 10
    プール後の20代女性の素肌に「無数の発疹」...ネット…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中