最新記事
ネット

「私ならその車を売る」「燃やすなら今」修理から戻ってきた車の中に「複数の白い塊」...悪夢の光景にネット戦慄

Internet Tells Florida Man To 'Burn' Car After Seeing What's Living Inside

2024年9月4日(水)19時20分
レイチェル・オコナー
自動車

(写真はイメージです) Elena Babanova-Shutterstock

<フロリダ州タンパに住む男性が自家用車の扉を開けると、そこには「悪夢の光景」が...>

修理のために預けていた車がようやく整備工場から戻ってきたと思ったら、とんでもないことになっていた──そんな目にあったのが、ユーザー名u/Mumu2148でオンライン掲示板Reddit(レディット)に投稿しているメイソンという男性だ。

【写真】閲覧注意:修理から戻ってきた愛車が「クモの巣窟」に...複数の「卵嚢」にネット戦慄

メイソンは「WTF (ありえない話)」というサブフォーラムに自分の衝撃的な体験をシェアした。WTFにはその名の通り、およそ日常的でない出来事や画像で溢れている。

9月1日、メイソンは「修理工場から車が戻ってきた後、車のドアのところでこれを見つけた」と綴り、この投稿が8000近くの「いいね!」を獲得している。

その画像には、クモの巣に覆われたドアの内側に複数の白い塊が写っている。クモ恐怖症の人にとっては心臓がバクバクしそうな光景だ。

白い塊はクモの「卵嚢」で、写真を撮った後に「できるだけ早く」取り除いた、とフロリダ州タンパに住むメイソンは本誌に語った。

レディットのコメント欄では、この写真に対して驚愕の声が相次いだ。ある人は「車を核で吹き飛ばすべき」と述べ、他のユーザーは「車を燃やしたいと思ったことがあったなら、今がチャンスだ」と重ねた。「いーや。私なら明日その車を売るね」というコメントもあった。

別の投稿者は、フロリダ州農業消費者サービス局(FDACS)の情報として、この卵嚢はフロリダに生息する4種のゴケクモのうちの1種、ハイイロゴケグモのものだと指摘した。

クモだけじゃない悪夢

あるユーザーは、「孵化する前に取り除け。卵嚢の中には100匹以上の子グモが入っているかもしれない」と忠告。「間違いなくハイイロゴケグモの卵嚢だ、新しい家族おめでとう」と煽るユーザーもいた。

FDACSによれば、ハイイロゴケグモはかむ可能性は低いものの、素早く頻繁に繁殖し、家屋やガレージ、(メイソンのケースのように)車などの人工構造物に大量発生するという。ハイイロゴケグモの卵嚢と識別できるのは球形で絹の房があるためだ。他のゴケグモの卵嚢は洋梨の形をしている。

この写真だけでも悪夢のようだが、メイソンは本誌に、修理工場から戻ってきた車にはもう一つ「興味深い」ものがあったと語った。

「助手席と運転席のドアの外側に小さなスズメバチの巣があった。車のボンネットの下にもあった。幸いなことにどれも空だった」

これらを見つけてもメイソンは修理工場には連絡せず、巣と卵嚢を自分で取り除き、レディットにその様子を投稿した。

彼はコメントで、車は数カ月間修理工場に預けていて、数週間前にやっと家に戻ってきたところだったと綴っている。そして最近になって卵嚢に気づいたという。

ネット上で大きな反響を呼んだことについて、「みんなが僕と同じようにビビッているのを見るのは嬉しい」と彼は語っている。

20250121issue_cover150.png
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年1月21日号(1月15日発売)は「トランプ新政権ガイド」特集。1月20日の就任式を目前に「爆弾」を連続投下。トランプ新政権の外交・内政と日本経済への影響を読む


※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

アングル:フィリピンの「ごみゼロ」宣言、達成は非正

ワールド

イスラエル政府、ガザ停戦合意を正式承認 19日発効

ビジネス

米国株式市場=反発、トランプ氏就任控え 半導体株が

ワールド

ロシア・イラン大統領、戦略条約締結 20年協定で防
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプ新政権ガイド
特集:トランプ新政権ガイド
2025年1月21日号(1/15発売)

1月20日の就任式を目前に「爆弾」を連続投下。トランプ新政権の外交・内政と日本経済への影響は?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「拷問に近いことも...」獲得賞金は10億円、最も稼いでいるプロゲーマーが語る「eスポーツのリアル」
  • 2
    【クイズ】世界で1番マイクロプラスチックを「食べている」のは、どの地域に住む人?
  • 3
    「搭乗券を見せてください」飛行機に侵入した「まさかの密航者」をCAが撮影...追い出すまでの攻防にSNS爆笑
  • 4
    轟音に次ぐ轟音...ロシア国内の化学工場を夜間に襲う…
  • 5
    【クイズ】次のうち、和製英語「ではない」のはどれ…
  • 6
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者…
  • 7
    ドラマ「海に眠るダイヤモンド」で再注目...軍艦島の…
  • 8
    「ウクライナに残りたい...」捕虜となった北朝鮮兵が…
  • 9
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参…
  • 10
    雪の中、服を脱ぎ捨て、丸見えに...ブラジルの歌姫、…
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は?...和田秀樹医師に聞く「老けない」最強の食事法
  • 3
    睡眠時間60分の差で、脳の老化速度は2倍! カギは「最初の90分」...快眠の「7つのコツ」とは?
  • 4
    メーガン妃のNetflix新番組「ウィズ・ラブ、メーガン…
  • 5
    轟音に次ぐ轟音...ロシア国内の化学工場を夜間に襲う…
  • 6
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参…
  • 7
    「拷問に近いことも...」獲得賞金は10億円、最も稼い…
  • 8
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 9
    【クイズ】世界で1番マイクロプラスチックを「食べて…
  • 10
    ドラマ「海に眠るダイヤモンド」で再注目...軍艦島の…
  • 1
    ティーバッグから有害物質が放出されている...研究者が警告【最新研究】
  • 2
    大腸がんの原因になる食品とは?...がん治療に革命をもたらす可能性も【最新研究】
  • 3
    体の筋肉量が落ちにくくなる3つの条件は?...和田秀樹医師に聞く「老けない」最強の食事法
  • 4
    夜空を切り裂いた「爆発の閃光」...「ロシア北方艦隊…
  • 5
    インスタント食品が招く「静かな健康危機」...研究が…
  • 6
    ロシア軍は戦死した北朝鮮兵の「顔を焼いている」──…
  • 7
    TBS日曜劇場が描かなかった坑夫生活...東京ドーム1.3…
  • 8
    「涙止まらん...」トリミングの結果、何の動物か分か…
  • 9
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 10
    「戦死証明書」を渡され...ロシアで戦死した北朝鮮兵…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中