韓国出生率、23年は0.72で過去最低更新 ソウルは0.55 OECD加盟国で最低
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2月28日、韓国統計庁は、女性1人が生涯に産む子どもの推定人数を示す合計特殊出生率が2023年に0.72だったと発表した。漆谷郡の託児所6日撮影(2024年 ロイター/Kim Soo-hyeon)
韓国統計庁は28日、女性1人が生涯に産む子どもの推定人数を示す合計特殊出生率が2023年に0.72だったと発表した。既に世界最低水準だった22年の0.78から低下し、過去最低を更新した。
人口が4年連続で減少する中、政府は少子化対策に多額の資金を投入してきたが効果は出ていない。
出生率が1を下回るのは経済協力開発機構(OECD)加盟国で韓国のみ。
韓国の主要政党は4月の選挙を前に、人口減少に歯止めをかけるため、公営住宅増設や融資緩和を公約に掲げている。
韓国では子どもは結婚してから持つものという考えが一般的だが、主に経済的負担が大きいことから結婚も減少している。
出生率は首都ソウルが0.55で最も低かった。
韓国は24年の出生率が0.68にさらに低下すると予想している。
日本は22年に過去最低の1.26を記録。中国も過去最低の1.09を付けている。
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