最新記事
英王室

ヘンリーはやはり騎士道精神あふれる愛情深い王子...メーガンへの振る舞いに称賛の声

Prince Harry 'Prince Charming' Moments With Meghan Markle Caught on Camera

2023年3月31日(金)19時10分
ジェームズ・クロフォード=スミス
ヘンリー王子とメーガン妃

ヘンリー王子とメーガン妃(2022年7月) Brendan McDermid-Reuters

<夫妻の様子をまとめた動画には「ヘンリー王子は文字通りチャーミングな王子」とのキャプションが添えられている>

英ヘンリー王子による、妻のメーガン妃への「紳士の振る舞い」の様子をまとめた動画がネットで拡散され、「愛情深い」「素晴らしいカップル」といった賞賛の声が多く上がっている。

■【動画】騎士道精神と妻への愛に溢れたヘンリー王子の優しい振る舞い

このロイヤルカップルに対しては、昨年12月からネットフリックスで配信されている全6話のドキュメンタリー番組や、1月に出版されたヘンリー王子の自伝『スペア』など、メディアを使った数百万ドル規模のプロジェクトが始まって以来、ソーシャルメディアで関心が高まっている。

TikTokのユーザー「harryandmeghan_」が投稿したのは、結婚後に公の場に登場した際の2人の映像で、「ヘンリー王子は文字通りチャーミングな王子」とのキャプションが添えられている。これを見たユーザーからは、夫妻が人前で見せた愛情表現に賞賛の声が集まった。

「彼が繊細な花のように彼女を扱っているのが素敵! 騎士道精神をフルに発揮している」とあるユーザーはコメント。

別のユーザーも「彼の母親のように優しくて思慮深く、愛情深い」「自分のことのようにうれしい。素晴らしいカップルだ。彼らはお互いを理解しており、それが唯一大切なことだ」などとコメントしている。

動画は、ヘンリー王子がメーガン妃の「手を取ってエスコートする様子」を捉えた映像を集めたもので、その多くは、結婚後初の本格的な外遊で、フィジー、トンガ、オーストラリアなど南太平洋を歴訪した際のものだ。

夫妻にとって苦い記憶の海外歴訪

実はこの海外訪問は、その後の2人にとって重要な意味を持つことになったものだ。ヘンリー王子は、この歴訪を機に、彼の家族や英国のタブロイド紙によるメーガン妃を見る目が変わったと述べている。

2020年の電撃的な王室離脱後に夫妻が初めて行った暴露インタビューでは、ヘンリー王子は司会のオプラ・ウィンフリーに対し、家族から支持されていないと感じ、タブロイド紙からも攻撃されていると主張。この時の海外訪問で、メーガン妃が他の経験豊かな王族に勝る能力を示したことが原因ではないかと示唆した。

「私の父、兄、ケイト(キャサリン妃)、その他すべての家族は、(メーガン妃を)本当に歓迎していた」とヘンリー王子はウィンフリーに語った。しかし、オーストラリアや南太平洋を訪問した後、すっかり変わってしまった」

するとメーガン妃は、「アーチーの妊娠を発表した時で、あれは私たちの初めての外遊だった」と振り返った。

ヘンリー王子はさらに、「彼女(メーガン妃)が仕事の面でいかに優れているかを、家族が知った最初の機会でもあった」と述べ、「それが記憶を呼び起こした」と話した。

ネットフリックスの番組では、ヘンリー王子はこうも指摘している。「脇役であるべき人が結婚して、脚光を浴びたり、その仕事をするために生まれてきた人よりも優れていたりすると問題になる。人々を動揺させ、均衡を崩すのだ」

今回拡散されている動画には、2019年に開催された子供を支援するイベント「WE Day」や「ウェルチャイルド・アワード」で、ステージに上がった夫妻の姿も収められている。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

補正予算後の国債残高、悪化せず=経済対策で片山財務

ビジネス

ワーナー買収、パラマウント・コムキャスト・ネトフリ

ビジネス

米大手銀、アルゼンチン向け200億ドル支援計画を棚

ワールド

トランプ氏、ブラジル産牛肉・コーヒーなどの関税撤回
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:世界も「老害」戦争
特集:世界も「老害」戦争
2025年11月25日号(11/18発売)

アメリカもヨーロッパも高齢化が進み、未来を担う若者が「犠牲」に

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判殺到、そもそも「実写化が早すぎる」との声も
  • 2
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 3
    【銘柄】イオンの株価が2倍に。かつての優待株はなぜ成長株へ転生できたのか
  • 4
    ロシアはすでに戦争準備段階――ポーランド軍トップが…
  • 5
    「まじかよ...」母親にヘアカットを頼んだ25歳女性、…
  • 6
    アメリカの雇用低迷と景気の関係が変化した可能性
  • 7
    幻の古代都市「7つの峡谷の町」...草原の遺跡から見…
  • 8
    【クイズ】中国からの融資を「最も多く」受けている…
  • 9
    EUがロシアの凍結資産を使わない理由――ウクライナ勝…
  • 10
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 3
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR動画撮影で「大失態」、遺跡を破壊する「衝撃映像」にSNS震撼
  • 4
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 5
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後…
  • 6
    【銘柄】ソニーグループとソニーFG...分離上場で生ま…
  • 7
    【写真・動画】「全身が脳」の生物の神経系とその生態
  • 8
    筋肉の正体は「ホルモン」だった...テストステロン濃…
  • 9
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 10
    「まじかよ...」母親にヘアカットを頼んだ25歳女性、…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 3
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 4
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後…
  • 5
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 6
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 7
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 8
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸…
  • 9
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 10
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中