最新記事

自動車

自在に色を変え、AIがドライバーに語りかけるBMWのコンセプトカー登場する

2023年1月20日(金)19時55分
青葉やまと

スイッチ類をほぼ排除したシンプルなインテリア

インテリアは類を見ないほどシンプルであり、コックピットにはステアリングホイールがあるのみだ。必要な情報をすべてHUDに表示することから、インパネは廃止される。

フロントガラスは全面がARディスプレイとなり、状況に応じて運転に必要な情報をドライバーに伝える。好みに応じて5段階の表示レベルから選択可能で、それぞれ表示される情報量が異なる。

最小限のレベルでは現在の多くのHUDと同様、フロントガラス下部のみを使い、主に時速のみを表示する。より高いレベルではフロントガラス全体を用い、実際の風景にディスプレイ表示を重ねるAR形式の表示となる。例えば注意すべき急カーブに差し掛かる前に、実際の道路に重ねる形で警告マークを表示するなどの使い方が想定されている。

最大のレベルでは、車窓の光景にARで架空世界の情景を重ねて表示する。自動走行中の使用を念頭に設計されている模様だ。米CNETは、駐車状態でこの機能を利用できれば、運転シミュレーターとしても活用できるのではないかと提言している。

米テックメディアのヴァージは、エクステリアのeインク自体は電子書籍リーダーなどで導入されているテクノロジーであると解説している。自動車への搭載は研究段階であり、走行や洗車に耐える強度やコストなどの課題をクリアする必要があると記事は指摘している。

コンセプトそのままには実現しにくいのが自動車の常だが、Deeのコンセプトがどこまで現実の物となるか楽しみだ。

>>■■【動画】ボディーが自在に変色するBMWのコンセプトカー登場

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ワールド

トランプ氏 、 ホルムズ海峡に多くの国が軍艦派遣と

ビジネス

イラン情勢注視続く、FRB金利見通しも焦点=今週の

ワールド

イスラエル、レバノンと数日内に協議へ ヒズボラと戦

ワールド

北朝鮮の金総書記、多連装ロケット砲の発射訓練視察=
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:教養としてのミュージカル入門
特集:教養としてのミュージカル入門
2026年3月17日号(3/10発売)

社会と時代を鮮烈に描き出すミュージカル。意外にポリティカルなエンタメの「魔力」を学ぶ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ズボンを穿き忘れてる! 米セレブ、下を穿かず「目のやり場に困る」衣装...「これはオシャレなの?」
  • 3
    「筋肉はモッツァレラと同じ」...なぜウォーミングアップは「2セット」でいいのか?
  • 4
    機内で「人生最悪」の経験をした女性客...後ろの客の…
  • 5
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 6
    幼い子供たちの「おぞましい変化」を克明に記録...「…
  • 7
    ぜんぜん身体を隠せてない! 米セレブ、「細いロープ…
  • 8
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 9
    有人機の「盾」となる使い捨て無人機...空の戦いに革…
  • 10
    【銘柄】「日本マクドナルド」の株価が上場来高値...…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 5
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 6
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 7
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 8
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 9
    ズボンを穿き忘れてる! 米セレブ、下を穿かず「目の…
  • 10
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 5
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 6
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 7
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 10
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体に…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中