「ぞっとする...」「最悪の部外者」スクールバス床下から3.3mのニシキヘビが捕獲される
「ぞっとする動画」スクールバスでの騒動に恐怖
このヘビは現地の土曜日にスクールバスに侵入したところを目撃され、同日捕獲された。このため幸運にも、ヘビがいる状態で生徒が乗り込むことはなかった。住民や森林局職員を含め、本件による死傷者は発生していない。
しかし、安全なはずのスクールバスに厄介な侵入者が発生したことで、事件は大きな注目を集めている。インディアン・エクスプレス紙は本件を報じ、「多くの人々はヘビを見ただけで背筋がゾクゾクします。ウッタルプラデーシュ州のラーエ・バレリで、スクールバスのなかに居座る80kgのニシキヘビ。それを発見した人々の恐怖を想像してみてください」と住民や関係者の恐怖を強調している。
インド・ニュースメディアのNDTVは、「ぞっとする動画」だとして映像を取り上げた。
なお、人間に犠牲者はなかったものの、騒動と前後して子ヤギ1頭が命を落としている。NDTVによると居合わせた複数の住民が、このヘビがヤギ1匹を丸呑みにするところを目撃している。ヘビは小ヤギを捕食し、その後バスの車体下に隠れたという。
バスを降りない「やる気のない生徒」? コメント続々
動画はTwitterに投稿され、2週間のあいだに約4万5000回再生されている。どれだけ引っ張られようとも頑なに留まるヘビの様子に、投稿主のナンディア氏は「(バスを降りて学校に行きたがらない)一番やる気のない生徒......」とのキャプションを添えた。
動画に対しTwitterユーザーからは、さまざまな声が寄せられている。「これはすごい......クレイジー......」「巨大だ」など、ヘビの迫力に圧倒されたとの意見が目立つ。
生徒の安全を憂慮する声もあった。スクールバスという性質上、あるユーザーは「乗車は児童専用にして......部外者はご遠慮いただきたい(笑顔の絵文字)」とコメントした。ティルチラーパッリ国立工科大学のサンカラナラヤナン教授は動画に対し、「恐怖だ。スクールバスで発見とあらばなおさら」とリプライを送っている。
ほか、ニシキヘビを意味するpythonとプログラミング言語のPythonを掛け、「ヘビはプログラミング教室に通いたかったのかもね」とのユーモアも聞かれる。一方でヘビの体調を案じ、リプライを通じて動物愛護を訴えるユーザーも多く見られた。
ヘビとしてもわざわざスクールバスを狙ったわけではないだろうが、子供の安全を脅かすとあっては捕獲もやむを得ない。たまたま学校の休校日だったことで、最悪の事態は免れたようだ。