逆子の自然分娩「レクチャー映像」がトラウマ級
(※動画は本文中にあります) @sarahh_202/TikTok
<妊婦を模した人形の「裂け目」にゾッとするTikTokユーザーたち>
逆子(骨盤位)の赤ちゃんを経膣分娩する動画がTikTokで拡散され、視聴したユーザーはこぞってショックを受けている。逆子の赤ちゃんは助産師の手によって「母親」のお腹の上に反転させられ、最後に頭部が出てくる。
昨年11月に公開されたこの映像は(14日時点で)3000万回以上再生され、230万を超す「いいね!」と3.5万以上のコメントが寄せられている。
この動画は実際の出産シーンではなく、助産師学校の学生が妊婦を模した人形を使って再現したものだ。
骨盤位分娩は、赤ちゃんが頭からではなく足から生まれてくる出産のこと。米国産科婦人科学会(ACOG)によると、骨盤位分娩は正期産の3〜4%だという。
逆子の経膣分娩は複雑で危険とされている。この過程で骨折や脱臼、へその緒が切れて神経や脳を損傷してしまうなど赤ちゃんにとってリスクが多い。そのため、医師はほとんどの場合、帝王切開を選択する。
@sarahh_202 I'm sorry if I traumatised you for the second time again. #fy #fyp #breech #birth #midwife #studentmidwife #breechbirth ♬ original sound - Alicia
コメント欄では、多くのユーザーが人形の妊婦にできた「大きな裂け目」を心配している。逆子によるものなのか、それとも大学の実習で使われすぎているためなのかは明らかではない。動画を投稿した@sarahh_202は、「私たちの大学には新しい練習用の人形が必要だ」と述べている。
「裂け目がトラウマになる」
「あの裂け目がリアルだったら子供は作らない」
こうした正直な感想には、それぞれ数万の「いいね!」が集まった。