最新記事

NBA

NBA「史上最高の選手」論争ついに決着? 1位レブロン、2位ドンチッチ(ただしトレカの話)

LeBron James Rookie Card Fetches Record Price

2021年4月28日(水)21時29分
アンソニー・リッコボーノ
レブロン・ジェームズ

Gary A. Vasquez-USA TODAY Sports-REUTERS

<マイケル・ジョーダンと並び称される名選手レブロン・ジェームズだが、トレカ価格ではスポーツ史上で最高の選手に>

NBA史上で最高の選手は誰か。この議論で、「レジェンド」マイケル・ジョーダンと並んで挙げられる名前が、ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズだ。

だが、少なくともトレーディングカードの市場においては、レブロンが「キング」の座に座ったようだ。

4月26日、レブロンのルーキー時代のカードが、史上最高額となる520万ドルで売買された。これは、MLBニューヨーク・ヤンキースのミッキー・マントルのカードが今年1月につけた金額とまったくの同額だった。

レブロンのカードはトレカ取引所PWCCマーケット・プレイスで、個人間の取引によって売られたという。カードは保存状態も非常によく、バスケットボールのカードとしてはこれまでの最高額を50万ドル以上も更新した。

昨年7月には、今回のものよりさらに状態の良い同じ種類のカードが、当時の最高額となる185万ドルで売買されていた。ただ3月には、ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチのルーキーカードが、460万ドルで売れた。レブロンは今回の520万ドルで、王座に返り咲いた形だ。

レブロンは18年近く前、おそらく史上最も過剰な期待と話題を集めたプロスペクトとして、NBAにデビューした。そしてその後、彼は見事にその期待に応えてきた。

5度目のNBAチャンピオンに挑戦する今季、レイカーズのスーパースターはカード価格だけでなく、実績の面でもマイケル・ジョーダンを上回って誰もが認める「史上最高の選手」になれるだろうか。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

アングル:アマゾン熱帯雨林は生き残れるか、「人工干

ワールド

アングル:欧州最大のギャンブル市場イタリア、税収増

ビジネス

米肥満薬開発メッツェラ、ファイザーの100億ドル買

ワールド

米最高裁、「フードスタンプ」全額支給命令を一時差し
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:高市早苗研究
特集:高市早苗研究
2025年11月 4日/2025年11月11日号(10/28発売)

課題だらけの日本の政治・経済・外交を初の女性首相はこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 2
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216cmの男性」、前の席の女性が取った「まさかの行動」に称賛の声
  • 3
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評家たちのレビューは「一方に傾いている」
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    筋肉を鍛えるのは「食事法」ではなく「規則」だった.…
  • 6
    「路上でセクハラ」...メキシコ・シェインバウム大統…
  • 7
    クマと遭遇したら何をすべきか――北海道80年の記録が…
  • 8
    【銘柄】元・東芝のキオクシアHD...生成AIで急上昇し…
  • 9
    なぜユダヤ系住民の約半数まで、マムダニ氏を支持し…
  • 10
    「非人間的な人形」...数十回の整形手術を公表し、「…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎の存在」がSNSで話題に、その正体とは?
  • 3
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 4
    9歳女児が行方不明...失踪直前、防犯カメラに映った…
  • 5
    「日本のあの観光地」が世界2位...エクスペディア「…
  • 6
    「遺体は原型をとどめていなかった」 韓国に憧れた2…
  • 7
    虹に「極限まで近づく」とどう見える?...小型機パイ…
  • 8
    「路上でセクハラ」...メキシコ・シェインバウム大統…
  • 9
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 10
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 6
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 7
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 8
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 9
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
  • 10
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中