最新記事

医療従事者支援

コロナ被害者のために100歳が断食しながら寄付金調達

2020年5月21日(木)19時00分
松丸さとみ

アティークさんはまた、誰もが自主隔離をして屋内にとどまり、ほとんどどこにも行かれない状態だが、100歳の人が共同庭を使って心身ともに活動的でいられる姿は、みんなに元気を与えてくれると話した。

このチャレンジは、英国にあるバングラデシュ人コミュニティ向けのテレビ局チャンネルSが運営する慈善事業プロジェクト「ラマダン・ファミリー・コミットメント」(RFC)の一環だ。集められた寄付金は、RFCのパートナーである慈善事業団体を通じ、英国や、チョードリーさんの出身地である現在のバングラデシュ、その他50カ国のコロナ犠牲者や貧困で苦しむ人たちの支援に使われる。

キャプテン・トムは2冊の本を出版

なおチョードリーさんが刺激を受けたという「キャプテン・トム」(トム大尉)ことトム・ムーアさんだが、その後は名誉大佐の称号を与えられている。また、秋には2冊の2冊の本の出版が控えている。9月に刊行予定の自伝と、10月に刊行予定のムーアさんのチャレンジなどを描いた子ども向けの絵本だ。

前払い金としてムーアさんは、出版社から150万ポンド(約2億円)を受け取ったとの憶測が流れていた。さらに、ムーアさんがこの前払い金も慈善団体に寄付する予定だと噂されていた。ムーアさんはその後、孤独の撲滅に向けた活動やホスピス支援、大切な人との死別に苦しむ人たちの支援などに向けた基金「キャプテン・トム・ファウンデーション」を立ち上げており、2冊の本からの収入は、この基金運営に役立てられるようだ。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

「メード・イン・ヨーロッパ」計画の発表1週間延期、

ワールド

米EU貿易協定に承認手続き延期論、違憲判決受け欧州

ワールド

ハンガリー、対ロ制裁とウクライナ融資阻止の構え き

ワールド

オランダ最年少首相が就任、少数与党で政策課題は難路
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
2026年2月24日号(2/17発売)

帰還兵の暴力、ドローンの攻撃、止まらないインフレ。国民は疲弊しプーチンの足元も揺らぐ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体には濾過・吸収する力が備わっている
  • 2
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面を突き破って侵入する力の正体が明らかに
  • 3
    揺れるシベリア...戦費の穴埋めは国民に? ロシア中小企業の「静かな抵抗」
  • 4
    「#ジェームズ・ボンドを忘れろ」――MI6初の女性長官…
  • 5
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 6
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 7
    「窓の外を見てください」パイロットも思わず呼びか…
  • 8
    100万人が死傷、街には戦場帰りの元囚人兵...出口な…
  • 9
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 10
    ペットとの「別れの時」をどう見極めるべきか...獣医…
  • 1
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より日本の「100%就職率」を選ぶ若者たち
  • 2
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く高齢期の「4つの覚悟」
  • 3
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体には濾過・吸収する力が備わっている
  • 4
    「#ジェームズ・ボンドを忘れろ」――MI6初の女性長官…
  • 5
    海外(特に日本)移住したい中国人が増えている理由.…
  • 6
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 7
    オートミール中心の食事がメタボ解消の特効薬に
  • 8
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワ…
  • 9
    「目のやり場に困る...」アカデミー会場を席巻したス…
  • 10
    100万人が死傷、街には戦場帰りの元囚人兵...出口な…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中