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「着る/知る」プレミアムフライデーに最適なビンテージテイストのスリムチノパン

2017年1月3日(火)10時25分
高橋一史 ※Pen Onlineより転載


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インコテックスの織りネーム。

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ストライプのコットンパンツ。(エディター私物)


 インコテックスは、イタリアパンツの代名詞的な存在です。この一本はストライプ模様ながらコットン素材で、カジュアルとドレスの中間を狙ったもの。「ポケットが多い」点に着目しましょう。ベーシックなパンツのポケットは通常、前に2つ、後ろに2つの合計4つですが、これはコインポケットがつき、前ポケットの内部にも小ポケットがつきます。重量のあるクルマや家のキー、小銭を入れるためです。収納しても表にアタリが出ず、内部で動かない便利なパーツです。一般的なパンツに多くのポケットがつけられない主な理由は、コスト削減のため。服の製造コストは、ステッチ一つで幾ら、といわれる世界。機能を追求するほどに高価な服になるのです。

(参考記事:ド迫力の真っ黒ボディが疾走する高級スキー板は、「モンクレール グルノーブル」のコラボ!


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GTAの織りネーム。

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クラシカルなウールパンツ。(エディター私物)

 GTAはPT01ほどの華やかさはないにせよ、トレンド感のある商品展開が得意です。各ショップの別注品も多く見られます。ここに掲載した3ブランドのプライスゾーンは2万円強〜4万円前後と似通っていますが、その中でも、ややリーズナブルなのがGTAです。

「しゃがめるほど動きやすい」 のは、GTAに限らずイタリアのパンツ専業ブランドの大きな特長。他国のメーカーが追いつけない理由は、イタリア人の気質によるものかもしれません。高度な技術で製造するだけでは生み出せない、体が感じる快楽があるのです。彫刻のように立体的な仕立てが、軽快な足さばきを生みます。サイドは腰骨に沿うように丸みがつけられ、計算された生地の裁断と縫製により、余計なシワが出ずにストンと下に落ちます。これらの工夫により "美脚" と呼ばれるシルエットになるのですが、ストレスフリーな点に大きな魅力を感じる人も多いでしょう。

(参考記事:高級な伝統文化「友禅」が、モダンで都会的なイメージの現代美術作品に! 東京友禅を代表する染色作家・中村光哉の展覧会が横須賀で開催。

 今回の「着る/知る」は、見た目のカッコよさだけではないイタリアパンツの優秀さをお届けしましたが、お役に立ちましたか?ご紹介したブランドには様々な形や素材、仕立て方法があり、日本人体型に特化したモデルもあります。しかし体型は千差万別ですから、体に合わなければ上等なパンツでもフィットせず、穿き心地も悪くなってしまいます。ぜひ店でガンガン試着なさってください。ご自身にぴったり合う、マイベストな一本を見つけましょう。


写真:宇田川 淳
※当記事は「Pen Online」からの転載記事です。

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