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福祉心理学資格「福祉心理カウンセラー資格」取得で介護や医療に寄り添う知識を

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2022年12月26日(月)11時00分
福祉の仕事をする女性

<少子高齢化が進む日本では常に福祉のあり方が問われている。福祉に関わる仕事のほか、一個人としても家族の介護など向き合う場面は多いだろう。福祉心理学資格について紹介する>

福祉心理学とは

シニア女性と介護士の女性

福祉とは、人が人らしく平等かつ幸福な社会生活を送れるように、医療・教育・住宅などを通じて、公共的なサービスや社会的援助を受けることができることだが、高齢化、少子化が進む現代日本ではさまざまな課題に直面している。

高齢者、心身の障がいを抱える人、精神疾患をもつ人、貧困に陥ってしまっている人など福祉の対象はさまざまだ。例えば高齢化が進むため、近年は老人ホームや老人介護施設などが多く建設され、高齢者が老後を過ごす環境は整いつつある。しかし、よりよい社会生活を送るためには施設があるだけでは意味がない。そこで働く人手がかならず必要となるのだ。

高齢者の人や、社会的障害ももつ人が、より良い社会生活を過ごすためには、関わる誰もが福祉に関する知識や理解を求められる。実際に介護の現場などで働く場合、被介護者の気持ちがわからなければ提供する側もストレスを感じることになる。福祉に関する知識を学ぶことで、提供するサービスの価値を高められ、かつ満足度もあげることができるのだ。では実際にどんな現場で福祉心理学が求められるだろうか。

福祉心理学資格が役立つ現場とは

福祉の仕事をする笑顔の女性

ひと言で福祉の仕事といっても範囲は広くさまざまだ。例えば、想像しやすいのは老人ホームや高齢者養護施設などで高齢者の介助業務をする仕事だ。

障がいをもって生まれた人が通う養護施設での仕事も福祉の仕事に含まれるし、障がいを持っている人や高齢者が安心・安全に生活できるように、建物をバリアフリー化したり、目が不自由な方用に点字を備えたりすることも福祉の仕事だ。公共サービスを提供する官公庁の仕事も広義の福祉の仕事ともいえる。

福祉は生活に根付くため非常に幅広く福祉と繋げて考えることができる。また日本は、今後も高齢者の割合が増え、どんどん高齢化社会が進むと予想される。そして、福祉に関する仕事も同様に増えていくだろう。

もちろん仕事としてだけではなく、家族に介護が必要になることがもっとも現実的だろう。介護が必要になった家族に寄り添うために、福祉心理学の知識を身につけることは有効だ。

福祉心理学資格とは

福祉の仕事をする笑顔の女性

福祉心理学資格について学ぶなら独学ではなく資格取得という目標を持って取組むのがおすすめだ。通信講座では初級、中級、上級編と分かれており、初級編では「カウンセリングの基礎知識」、中級編では「健康と自立」、上級編ではより踏み込んだ「福祉心理の応用知識」について学習することができ、日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)の「福祉心理カウンセラー」と日本インストラクター技術協会(JIA)の「福祉心理アドバイザー」が取得できる。

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