花資格「フラワーアレンジメント資格」取得で得られる仕事に役立つ花の知識とは

＜花や植物はやすらぎや幸せな気持ちをもたらしてくれる存在だ。家に飾るなど日常的な場面ではやすらぎを、祝い事の場で場を華やかにしてくれる。今回は花の知識の活用の仕方についてフラワーアレンジメント資格とともに紹介する＞

日常における花の役割

誕生日や記念日などお祝い事のプレゼントとして花を贈ったり贈られたりした経験のある人は多いだろう。結婚式やパーティなど式典でも会場を華々しく彩るためにも花は欠かせない。飲食店や美容室などのオープン時やライブなどのイベント開催時には、多くのフラワーアレンジメントや花束、スタンド花などが飾られることもよく見られる光景だ。

自宅でも玄関や食卓に花を飾ることも日常の風景だ。意識すると日常のあちこちに花の存在を感じることができる。ストレスの多い現代社会で、日常の脇役として美しい花がやすらぎを与えてくれている。

しかしその需要や利用頻度の高さに対して、実際に自分で花を生けたりアレンジしたりする人はそれほど多くはない。積極的に花を日常に取り入れていくことも選択肢のひとつだ。美しい花を見たり香りを感じたりすることで、新たな活力を得たり気分転換につながるだろう。

フラワーアレンジメントとは

花を日常に取り入れるのであれば、フラワーアレンジメントがおすすめだ。花器や容器などに専用の給水スポンジを入れて、そのスポンジにお花を活けていくアレンジの方法だ。

フラワーアレンジメントは、生け花のような芸術性を追求するのでなく、華やかさや美しさを楽しみ表現したり贈る相手にメッセージを込めながら楽しんだりを大切にしているので、難しいことを気にせず気軽に始めることができる。

世話が楽だというのもはじめやすい理由のひとつだ。たっぷりと水を吸い込む専用のスポンジから花が水を吸いあげるため、世話するときは定期的にスポンジに水を含ませるだけだ。

またフラワーアレンジメントは容器も含めたアレンジなので、プレゼントするときには相手の家にぴったりのサイズの花瓶があるかどうかといった心配をする必要がないのも特徴のひとつだ。

フラワーアレンジメントには、生花をそのまま使うもののほか、ドライフラワーや草木を環状に束ねた「リース」、生花に特殊な加工を施す「プリザーブドフラワー」などがある。フラワーアレンジメントを学ぶことで、花の種類や選び方、適切な扱い方などの知識が身に付き、さらにアレンジの方法も身に付けることができる。

フラワーアレンジメントの資格とは

フラワーアレンジメント資格について学ぶなら独学で学ぶ、レッスンに通うなど選択肢は複数あるが、通信講座であれば勉強することで日本デザインプランナー協会（JDP）の「フラワーアレンジメントデザイナー」と日本インストラクター技術協会（JIA）の「プリザーブドフラワーデザイナー」が取得できる。