ピラティス資格取得「ピラティスセラピスト」が効率的なエクササイズの近道
PR
<年齢を重ねるごとに意識は高まるが、健康管理するには自宅でいかにセルフメンテナンスを行うかが重要だ。日常的にストレッチを行っているひとも多いだろう。近年、中高年男性にも広がり始めているピラティスというエクササイズについて資格とともに紹介する>
ピラティスというエクササイズ
ピラティスはドイツが発祥のリハビリテーションの一環の一つで、インドのヨガや中国の太極拳などの動きを取り入れたエクササイズだ。姿勢と呼吸、骨盤矯正を基本としており、筋肉を無理なくコントロールしながら使うため、運動が得意でないひとも年齢に関係なく安全に行うことができる点が魅力である。
ピラティスには3つのポイントがある。「呼吸」「身体意識の向上」「正しい姿勢」だ。正しい呼吸法を習得することで心肺系を強くし、循環器系の機能を高めて、新鮮な酸素を体中に送ることができる体作りを目指す「呼吸」。身体の各部に対する知識を深めることで、身体の構造や力、機能、潜在能力を知ることができる「身体意識の向上」。そして怪我や悪い姿勢によって引き起こされた筋肉の癖を修正し、身体を調整する「正しい姿勢」だ。
ピラティスは自分で体をコントロールしながら、動きの質を上げていくことで精神力も鍛えられるため、「動く瞑想」とも呼ばれている。
ピラティスの効果とは
ピラティスの特徴は、筋力に大きな負荷をかけて筋力を増大するためのトレーニングではなくストレッチを中心としているところだ。ヨガの要素を取り入れているが、ヨガのような腹式呼吸ではなく胸式呼吸を使い、インナーマッスル(身体の体幹や体幹内の深層筋)を鍛えることを目的としている。
そのため身体の奥の筋肉をしなやかで丈夫な筋肉に鍛えるための運動や、習慣化している身体の使い方を修正・改善しながら鍛えていく運動が多い。体幹を鍛えることで、基礎代謝がアップし運動自体の効率もよくなり、脂肪が燃焼しやすくなることも期待できるため、内臓脂肪が気になる中高年の男性でピラティスを始めるひとも増えているという。
またピラティスで体の軸が安定してくるので、他のスポーツ等でのパフォーマンス向上も期待できるため、アスリートやダンサーも取り入れられている。
ピラティスの資格とは
元来リハビリテーションの一環であったピラティスの知識・やり方を身に付けるのであれば、独学ではなくまとまったカリキュラムで学び、目標を持って取組むのがおすすめだ。通信講座であれば、勉強することで日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)の「ピラティスセラピスト」と日本インストラクター技術協会(JIA)の「ピラティスインストラクター」と2つの資格取得ができる。