選手村のコンドーム配布 ユース五輪で配ると「本当に、すぐになくなりました」
コンドーム1200個が配布されたのは、サン・モリッツ・ユースホステルだった。ユースホステルの広報担当によると、「本当に、すぐになくなりました。でも、全部が大会中に使われたとは思いません。お土産にした人もいるでしょう」とのこと(以上、スイスのフリーペーバー20Minutenの記事より)。ローザンヌのThe Vortexでも配布があったかどうかは不明だが、宿泊者はこちらのほうが多かったから、配布されていたとしても何ら不思議はない。

筆者は、五輪開催中の選手たちの様子を取材したことはないが、やはり熱気は相当高まるだろう。性病を予防するのは大切だ。一方で、選手村でのコンドーム配布が本当に必要なのか、少なくとも大人の選手には不要で、自己責任で用意すればいいのではと個人的には思う。
だが、オリンピック精神には、世界中から集まった選手たちが選手村で交流を深めることも含まれている。「選手村で、健全な精神と肉体で友好を育むことにコンドームが一役買う」ならば、配布は五輪の新しい伝統として続いていくのだろう。
【参考記事】東京五輪に向け活気付く「ラブ」業界 知られざる日本の魅力アピール
[執筆者]
岩澤里美
スイス在住ジャーナリスト。上智大学で修士号取得(教育学)後、教育・心理系雑誌の編集に携わる。イギリスの大学院博士課程留学を経て2001年よりチューリヒ(ドイツ語圏)へ。共同通信の通信員として従事したのち、フリーランスで執筆を開始。スイスを中心にヨーロッパ各地での取材も続けている。得意分野は社会現象、ユニークな新ビジネス、文化で、執筆多数。数々のニュース系サイトほか、JAL国際線ファーストクラス機内誌『AGORA』、季刊『環境ビジネス』など雑誌にも寄稿。東京都認定のNPO 法人「在外ジャーナリスト協会(Global Press)」理事として、世界に住む日本人フリーランスジャーナリスト・ライターを支援している。www.satomi-iwasawa.com

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