「そろそろ本気の恋がしたい」と大モテの83歳女性がティンダーを卒業し恋人探し
「1日20件近くのメッセージが届く......」...... YouTube
<ニューヨークに住む83歳の女性の出会い系サイトを積極的に利用する生き方が注目されている......>
「私の人生、折り返し地点を過ぎたから恋愛なんてもう無理...」と言うのは、何十年も早いかもしれない。ニューヨークに住む83歳のハティー・ウィナー(Hattie Wiener)さんの生き方が今、注目されている。
「私も、ソウルメイト探しに使ってみよう」
以前はセラピストやダンサーとして活動してきたウィナーさん。50代で離婚し、その後約35年にわたって、さまざまな男性と付き合い、人生の後半戦を謳歌してきた。
近年はもっぱら、出会いアプリ「ティンダー」を利用している。このアプリは、スワイプで瞬時に相手の好き嫌いを選べるお手軽さが受け、カジュアルデート探しをするアメリカの若者に特に人気だ。
ウィナーさんはティンダーの利用により「1日20件近くのメッセージが届き、ウェイティングリストは100人近く」と、男性との出会いに事欠かない日々だった。しかし、「そろそろ『一夜だけの恋』は飽きた」として、今後は1人と真剣に向き合う、真面目な恋愛を探している。
そもそもウィナーさんは当初、出会い系サイトの利用に積極的ではなかった。しかし、ライフメイトを見つけたり、真剣な相手と結婚したと言う周りの成功体験を聞くようになって「私も、ソウルメイト探しに使ってみよう」という気持ちになったという。しかし、自身の意図とは裏腹に「一夜だけの恋」を求められ、刹那的な恋愛は飽きたと言う。「そろそろ本気の男性と出会い、落ち着きたい」と、今回の改心に至った。
83-year-old cougar dates men in their 20's | Today Show Australia
今後は、お手軽系の出会いサイトではなく、より真剣な恋人探しで利用されていることが多い「マッチドットコム」などにシフトするそうだ。
しかし、本気の恋人探しは彼女にとって容易な道ではなさそう。80代だからと言って、恋愛相手の基準に一切妥協を見せないからだ。同性の友人にしても同年代はおらず、遊びに行くのはかなり年下。「異性も自分より20歳は若くないと」とウィナーさんはあくまでも強気の姿勢だ。
「アプリで出会った最高齢は60歳男性。彼とは最高の相性だったから本気で付き合うことを提案したけど、親密な関係は求めていないと断られてしまった。若い男性が随分年上の女性を選んで生涯を共にするのは、レアなケースであることはわかっているけれど」と、恋愛に傷ついた乙女な一面も覗かせる。
出会い系サイト利用によるこれまでの経験は「新たな経験や知識をたくさんもたらした」ようで、後悔は微塵も感じられない。ウィナーさんの真実の愛はいつやって来るだろうか?