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異常気象ムール貝、異常な熱波で自然調理されてしまう
写真はイメージ cnicbc-iStock
<降り注ぐ日差しの下で海水浴は楽しいけれど、岩場の生物にとってはまさに灼熱地獄。生きながら焼かれたムール貝が意味するところとは?>
カリフォルニア沿岸部で熱波による生態系への影響が懸念されている。サンフランシスコから車で1時間ほどのボデガ湾の海岸で、自然に茹で上がったムール貝が発見された。
英ガーディアン紙によると、見つけたのはこのエリアの海洋保護区で研究コーディネーターを務めるジャッキー・ソーンズ。岩場のムール貝は中身が完全に加熱された状態だったという。
記録的な熱波で干潮時は華氏100度以上に
今年6月、記録的な熱波に見舞われたカリフォルニア。人間は降り注ぐ太陽の下、ビーチサイドで日光浴に勤しんでいたが、岩場の貝たちにとっては耐え難い時間だった。ソーンズの報告によると、干潮時に貝は華氏100度(約38℃)以上の熱さに襲われた。一時的な異常気象ではあるが、ムール貝以外の海洋生物にも熱波の影響が及んだ可能性が指摘されている。
今回のような海水温の上昇と、大気中の二酸化炭素を海洋が吸収して引き起される「海洋酸性化」で、生態系が受ける影響は以前から懸念されてきた。しかし、カリフォルニアの沿岸部における、貝、昆布、サンゴ、ヒトデといった生物と一時的な異常気象に関するデータは少ない。「熱波によって死んだ海洋植物や生物について記録を取ることは、まだまだ非常に稀なこと」と、ブリティッシュコロンビア大学の生物学者クリストファー・ハーレーは話す。
2019年の被害はより大きい
海洋情報サイト「ベイ・ネイチャー」で、2004年に起こった似たケースが報じられている。この時は3月と4月に記録的な猛暑と、干潮時刻が日中に重なった。沿岸の岩の表面温度を計測すると、気温は21度でもムール貝が生息する岩場は36度に達していたそうだ。
生態系において基本的な種とされるムール貝(イガイ)にここまで影響が出たことを、ソーンズは深刻に受け止めている。「これは貝だけでなく、他の生物に影響を及ぼすことになり、ひいてはカリフォルニア沿岸部全体に波及する」とし、沿岸部の生態系をリサーチする人員の確保を訴えた。

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