「あ゙ぁーっ、気持ちいぃ」と毎日シャンプーする人が見落としている不都合な真実
暑さが続く夏場は毎日シャンプーする人も多いですが、正しい髪の洗い方をあなたは知っていますか? RichLegg - iStockphoto
美しい髪や健康的な髪を保つため、毎日こだわりのシャンプーを使用している方も少なくないでしょう。ですが、毎日シャンプーを使うほど髪にダメージが蓄積される事実はあまり知られていません。髪を守るための正しい洗い方を、テレビでも活躍する吉木伸子さんの新刊『美容皮膚科医が教える大人のヘアケア再入門』より一部抜粋・再構成してお届けします。
正しい髪の洗い方とは
頭頂部や顔まわりの髪は、摩擦や紫外線を受けて傷みやすいので、傷みの少ない後頭部から洗うことで、シャンプー時のダメージをおさえます。
①髪が長い人は、まず、ブラシで「もつれ」をほどく(毛先からやさしく)。髪がからんでほどけないときは、ウォーター系のスタイリング剤などを少しつけてからブラッシングするとよい。
②ぬるま湯を後頭部からかけてすすぐ。湯温はお風呂より少しぬるめ(38〜39度くらい)。整髪料がついている人はこの段階である程度落とす。
③シャンプーを手にとって湯を足して泡立て、後頭部からつける。
④地肌を指でマッサージするように洗いながら、全体に広げていく。耳の上や生え際は、洗い残しやすいので注意。頭頂部を集中的に洗う人が多いが、全体を均等に洗うこと。洗う時間は2、3分で十分(長すぎると髪や頭皮が乾燥する)。地肌だけを洗うような気持ちで洗う。毛先の汚れは、流れた泡で十分にとれる。
⑤後頭部からぬるま湯ですすぐ。すすぎ残しに注意。汚れが激しくて泡立ちが悪い場合は、少量のシャンプーで二度洗いする。
⑥コンディショナーは、頭皮にあまりつけないように、毛先を中心につける。頭を起こしたときに表面になる部分(紫外線などを受ける部分)の髪が傷みやすいので、そちらに重点的にコンディショナーをつける。毛束の中までしっかりと(製品によって、ここで放置時間が必要な場合はその時間をとる)。
⑦ぬるま湯を後頭部からかけてよくすすぐ。シャワーの湯を手のひらにすくってそこに毛先をつけて泳がせるようにすると、毛束の中もしっかりすすぐことができる。すすいでも、必要なコンディショニング成分は髪に吸着していて、流れてしまうことはないので、効果が下がる心配はない。ここで額やうなじ、耳まわりを石鹸で軽く洗う(すすぎのときにどうしてもコンディショナーがつき、湯で流しただけでは落ちないので)。頭頂部からシャワーをかけて流す人は、背中や胸にも流れたコンディショナーが付着するので、最後に体を洗う。