デジタルハリウッド大学大学院から、続々と「新たな起業家」が生まれる理由
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ロバートソン 自分の目的や進みたい方向をきちんとフォーカスできている人たちが、幸運にも集まってきたのがDHGSだったというわけですね。
ローゼンバーグ さらに、よかった点の1つはナイトスクールだったことです。昼間は仕事をしている人達が大半で、本業のビジネスで出てきた課題を同じクラスの学生や先生に相談したり、授業で習ったことを翌日の仕事に活用できたりします。仕事を辞めてビジネススクールに通うのでは、アウトプットは早くても2年後になってしまいます。
ロバートソン 最後に、DHGSの学生や修了生が起業される際に、どのような支援制度があるのか教えてください。
ローゼンバーグ ベストビアジャパンの事業を始めたときは、事前に大学院に相談しました。実は今回の資金調達にもデジタルハリウッドが関わっているのですが、デジタルハリウッドのインキュベート機関であるD ROCKETSのさまざまなサポートが受けられます。また全国的に不足しているエンジニアや、社会経験が欲しいインターン生を紹介してもらうこともでき、資金面だけでなく人材面やPR面でも支援してもらっています。
ロバートソン 現在でも大学院とは密接な関係性を維持しながら、ご自身の事業を着々と進めているわけですね。日本のクラフトビール業界を活性化させる、ますますの活躍を期待しています。本日はありがとうございました。
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社会に新しい価値を生み出す社会人大学院「デジタルハリウッド大学大学院」
各分野の「プロ」が揃う教授陣による授業でデジタルテクノロジーとクリエイティブの知見を高めるとともに、卒業生ネットワークや起業支援で新たなチャンスをつかむ場を提供。
ピーター・ローゼンバーグ
1986年カリフォルニア生まれ。2007年UCLA在学中にICUの交換留学生として来日。同大学卒業後、ALTとして群馬県嬬恋村に赴任した後、2012年にチャット型英語学習アプリ「Eigooo!」を開発。2014年にデジタルハリウッド大学大学院に入学し、翌年に「Eigooo!」事業を譲渡。2016年に同大学院を首席で修了し、スタートアップメディアであるTech in Asiaの日本編集長を経て、2018年にベストビアジャパンを創業した。
モーリー・ロバートソン
1963年ニューヨーク生まれ。日米双方の教育を受け、1981年に東京大学、ハーバード大学、MIT、スタンフォード大学、UCバークレー、プリンストン大学、イェール大学に同時合格。東京大学在中にプロミュージシャンとしてデビュー。4カ月で東京大学を退学しハーバード大学へ。卒業後は国際ジャーナリスト、ミュージシャン、コメンテーター、DJ、俳優など、さまざまな分野で活躍するほか、多数の著書も上梓している。
※ローゼンバーグ氏が在籍していた当時のカリキュラムと現在のデジタルハリウッド大学大学院のカリキュラムは一部授業が異なります。