日本人が知らないMBAの真実──努力とお金をムダにしない必要条件とは
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こうした視点で考えると、第三者品質保証のあるMBAコースを日本にいながら取得できる海外のビジネススクールも選択肢に入ってくるだろう。
例えばExeJapan Business Schoolで受けられる英国国立アングリア・ラスキン大学MBA取得Top-Upコース最大の特徴は、通学とオンラインの両方に対応しており、すべてのプログラムをオンラインのみでも受けられることだ。
さらに、大学院科目課程(PGD)を修了後に大学院の論文コースに進み(Top-Up)、論文提出することで学位が取得できるというシンプルな方式を採用。そのため最短で14~20カ月という短期間で、かつ税込198万円の授業料でイギリス国立大学のMBAを取得できるのである。短期間だから内容が薄いということはない。知識偏重教育を受けてきた日本人が受けてこなかった論理性、思考力、合理性構築の訓練ができる。
日本人は英語が苦手な人が多いことを考慮し、授業は日本語で行われ、しっかり理解できるよう配慮されている。論理性のない議論やパフォーマンスは通用せず、論理的思考が重要視される。
ただし、MBAホルダーでありながら英語が苦手では国内でも通用しなくなるため、課題と論文は英語で提出。アメリカや日本の専門職大学院には論文がないMBAコースも多くあるが、論文を書く過程で学べる論理的・合理的かつ客観的な学習法は上級管理職に必須と言えるスキルであるため、ここで学べる内容は中級(MBA)から上級管理者を目指すキャリアアップにも大いに役立つものとなる。論文を無視することは上級キャリアアップには欠点となるだろう。
英語を通じて情報源に直接アプローチし、英語で発信できるように訓練される。もちろん、すべてのプログラムはイギリスのガイドラインに沿ったもので、日本流にアレンジしたものはない。この世界で日本流という発想は捨てるほうが賢明である。ExeJapan Business Schoolは中央及び東ヨーロッパ経営開発協会メンバー(国際認証IQAの機関)でもある。
海外のビジネススクールでMBAを取得するとなると、日本のビジネススクールよりもハードルが高く感じるが、意外にも学生には経営管理に携わったことのない人たちも多い。女性が学生の約半数を占め、病院を経営する医師、IT系および地方からの受講者など多様な人たちが集まるため勉強しやすい環境が整っている。
またイギリスのMBAは転職に有利とされている。イギリスは国境を超える高等教育の先進国で、世界で70万人、アジア40万人がイギリス以外でイギリスの高等教育を受けている。(UUKi(2019) HESA aggregate offshore record 2018-9参照)
グローバルで通用するMBAを取得する方法として、こんな選択肢があることを覚えておいてもいいだろう。
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〇ExeJapan Business School 英国国立アングリア・ラスキン大学MBA取得コース
国際的に通用する英国国立アングリア・ラスキン大学のMBA学位を、東京にいながら、短期間、学位取得までの総額費198万円(税込)で取得可能。
喜多元宏
DBA(経営管理学博士・スイス)、MBA(フランス)、東京大学修士(教育)、金工大工学(修士)。現在、英国ARU-DBAコースとロンドン大学修士コースに在籍。大学院7校入学経験。株式会社エグゼクティブ・ジャパン代表取締役/欧州アジア大学院MBA・DBA学位取得総合教育プロバイダー 代表/ExeJapan Business School 代表。
1977年、早稲田大学卒業後、住宅資材関連商社に入社。海外事業責任者として世界40カ国で国際ビジネスを経験。中東湾岸戦争直前にイラクのダム建設現場での住宅建設に関わる。1993年、フランス・グランゼコール国立ポンゼショセ校国際経営大学院で国際MBAを取得。在学中に学生運動を起こし学校側と対峙し、その縁で学長補佐官を拝命。学生でありながら7つのビジネスをしながらMBA学位を取得し帰国後、欧州系企業の本部長、社長を歴任。2002年、英国国立ウェールズ大学と交渉、MBAジャパンプログラムを創案、導入、東京で開講。初代プログラムディレクターとなり、2006年に退任。その後、欧州委員会関連機関で欧州ビジネスマンに、日本における製造・流通・投資についての教育ミッションを担当する。NPO法人エイジコンサーンジャパン(イギリス最大福祉事業団体日本版)理事。著書『間違いだらけのMBA』(光文社ペーパバック)。