コラム
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

冷泉彰彦

(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

アベノミクスの「賛否」という不毛な議論

 日本の総選挙にあたって「アベノミクスへの賛否」という議論があるようです。確かに過度の円安にはマイナス効果があるでしょうし、株高を演出したと

2014.12.09
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「同一労働・同一賃金」はどうして難しいのか?

 同じ仕事をしたら同じ賃金をもらう、これは極めて当たり前のことのように思えます。事実、欧州では多くの専門職の仕事が「ワークシェアリング」の対

2014.12.04
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タカタ製エアバック「大量リコール」の問題とは?

 タカタ製エアバックに関する不具合問題ですが、私は2009~10年に起きた「トヨタの大量リコール問題」あるいは、2012年前後に発生した「G

2014.12.02
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人種対立暴動の背景にある3段階の差別とは

 ミズーリ州ファーガソンでの白人警官による黒人少年射殺事件について、11月24日夜に大陪審が警官を不起訴の決定をしたことを受けて、現地では暴

2014.11.27
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黒人青年射殺事件「不起訴」の衝撃

 今年8月の発生以来、深刻な人種間対立を招いていたミズーリ州ファーガソンの白人警官ダレン・ウィルソンによる黒人青年マイケル・ブラウン氏射殺事

2014.11.25
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ノーラン監督『インターステラー』は世代を超えるか?

 日本で今週末公開されるクリストファー・ノーラン監督の『インターステラー』は、評価の難しい作品です。私個人としては、期待が高かっただけに「意

2014.11.21
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GDPマイナスのショック、アベノミクスの現在

 14年7~9月期のGDP速報値が発表になりました。年率換算でマイナス1・6%というのは、かなり厳しい数字です。この数字をどう評価するかは、

2014.11.18
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年内解散という「風」に対立軸はあるのか?

 どうやら、今回の「解散風」はホンモノのようです。確かに、一部調査によれば国民の70%が「消費税率10%アップの先送り」を支持しているという

2014.11.13
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米中間選挙の隠れた争点は「格差是正」

 先週アメリカで実施された中間選挙では共和党が大勝しました。これに加えて、一部の州では住民投票(レファレンダム)が行なわれています。例えば「

2014.11.11
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オバマ民主党大敗、その理由と今後の政局

 本稿の時点では、上院の結果は未確定です。アラスカ州とバージニア州では僅差のために勝敗が決定しておらず、またルイジアナ州では12月の決選投票

2014.11.06
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2024年11月26日号(11/19発売)

電光石火の閣僚人事で世界に先制パンチ。第2次トランプ政権で次に起きること

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