コラム
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

冷泉彰彦

(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

トランプ政権の勢いに変調の兆しが漂い始めた

<ベネズエラ軍事介入やエプスタイン問題で、足元の支持層のMAGA派、共和党議員からも不協和音が> 2025年1月に2期目をスタートさせたトラ

2025.12.24
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

円安と円高、日本経済に有利なのはどっち?

<過度の円安は明らかに問題だが、円高に振れれば海外投資マネーの撤退を招くおそれも> 日本銀行は、12月18~19日に行われる金融政策決定会合

2025.12.17
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サッカーをフットボールと呼ばせたいトランプの執念

<その背景にはアメフトチーム買収を阻み続けたNFLとの長年の確執が> トランプ米大統領は、「世界中でフットボールと呼ばれているスポーツが、ア

2025.12.10
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ベネズエラ船撃沈事件に揺れるペンタゴン

<麻薬マフィアと見られる船舶を攻撃して逃げ出した船員まで殺害したことで、ヘグセス国防長官への批判が高まっている> 第二次トランプ政権発足以降

2025.12.03
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

意外にも「友好的」だったトランプ・マムダニ会談

<ニューヨーク市民が生活費高騰と雇用不安定化に苦しむ現状については、両者の認識が一致したようだ> ニューヨークのマムダニ次期市長に対しては、

2025.11.26
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アメリカの雇用低迷と景気の関係が変化した可能性

<従来からの「景気=株価=雇用」の連動という図式に変化が起きているのか?> アメリカの景気は、これまで様々な波を経験してきました。多くの場合

2025.11.19
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マムダニ新NY市長の左派政策、日本への影響は?

<公約の「家賃抑制」でNYの不動産価格が暴落すれば、東京の不動産バブル崩壊に引火する可能性も> 今月4日に行われたニューヨーク市長選で、民主

2025.11.12
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NY市長に「社会主義」候補当選、マムダニ・ショックの行方は?

<富裕層への課税強化などを主張する「民主社会主義」候補の勝利は、米全体の政治情勢を揺さぶりかねない> アメリカで国政選挙のない今年、最も注目

2025.11.05
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高市早苗新首相と田原総一朗氏との浅からぬ因縁

<窮地に立たされている田原氏に、首相の方から救いの手を差し伸べてはどうか> 評論家の田原総一朗氏が窮地に立たされています。テレビの討論番組の

2025.10.29
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国立大卒業生の外資への就職、その背景にある日本の「保守性」

<変化やリスクを嫌う日本社会の保守的風土が、優秀な若者を外資に追いやっている> 以前は多くが中央官庁や財閥系企業へ進んでいた東京大学法学部の

2025.10.22
MAGAZINE
特集:ISSUES 2026
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2025年12月30日/2026年1月 6日号(12/23発売)

トランプの黄昏/中国AI/米なきアジア安全保障/核使用の現実味......世界の論点とキーパーソン

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