プレスリリース

「水中ゴミ拾い」を新しい遊び体験に!5月30日(ごみゼロの日)に水中ゴミ拾い専門のダイビングショップを沖縄でスタート

2022年05月19日(木)10時30分
水中ゴミ拾い専門のダイビングショップ Dr.blue(代表者:東 真七水)は、ダイビングの聖地である沖縄にて2022年5月30日(ごみゼロの日)にオープンします。この開業に向け、社会問題に向き合う人のクラウドファンディング「GoodMorning」にてプロジェクトを実施中。「ゴミ拾い×スキューバダイビング=水中ゴミ拾い」を新しいアクティビティとして広め、待ったなしの海のゴミ問題を広く世界に発信していきます。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/310523/LL_img_310523_1.png
海で拾ったゴミ

<解決したい社会問題>
近年海には年間約900万トンものプラスチックゴミが流れ込んでいます。この量は毎分ダンプカー1台分のゴミを海に捨てているのと同じ量になります。自然分解が困難とされているプラスチックゴミは海の生態系に悪影響を及ぼし、更に5mm以下の細かいプラスチック片(マイクロプラスチック)になった場合は、半永久的に海に漂い続けます。このマイクロプラスチックは水中から除去することは不可能だと言われています。

マイクロプラスチックなどの海洋ゴミによって海棲生物の50%、海鳥の2/3が海のゴミを食べたり絡まったりして、苦しんだり、亡くなったりしています。これまでに体内からマイクロプラスチックが見つかった生物は絶滅の危機に瀕している種を含む114種で、なんとその半数以上が私たちの食卓に上ります。

現時点では、海に沈んでしまったゴミを全て回収することは不可能です。その理由は海はとても広く、海中のゴミの回収には莫大なコストや危険が伴うからです。過去に約2億6,000万円もの費用をかけて海底の瓦礫を回収するプロジェクトが行われましたが、その時には460トンのゴミの回収と引き換えに船一隻と乗組員5名の命が奪われる結果となりました。莫大な労力や大金を投入すれば、ある程度の大きなゴミは回収できるかもしれませんが、今この瞬間も日常生活のゴミは海に流れ続けています。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/310523/LL_img_310523_3.png
海の一部となったショッピングカート

<取組み>
「水中ゴミ拾い」は海に沈んだゴミを取り除く最後の手段とも言えます。ちなみに、ダイバーは全国に150万人いると言われているので、ダイバー全員が1diveで1個でもゴミを拾うようになると、水中のゴミを150万個も回収できる計算になります。このような活動や日々の情報発信を続けることで、多くの人たちに海のゴミ問題を真剣に考えてもらえるきっかけになれば、私たちの海は徐々に改善の方向に向かうと信じています。

「ゴミ拾い」は真面目な活動やボランティアという印象が強いのですが、私は新しい切り口で水中ゴミ拾いの楽しさを広めたいと考えています。実際に水中でのゴミ拾いに参加して頂いた方のほとんどが「楽しかった」と言ってくれます。50年以上も前のビール缶がほぼ原型を留めた状態で見つかった時は、宝探しをやっているような感覚にさえなりました。水中ゴミ拾いをボランティアではなくエンターテイメントに変えて、楽しく環境問題について考えるきっかけ作りを行っていきます。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/310523/LL_img_310523_4.png
水中で拾ったビンで乾杯♪

<クラウドファンディングへの挑戦>
現在、5月30日(ごみゼロの日)の水中ゴミ拾いを専門とするダイビングショップのスタートに向けて、クラウドファンディングに挑戦しています。5月15日時点で目標金額の1/3を達成することができました。私の活動を応援してくれる方のご支援をお待ちしています。

《 水中ゴミ拾い専門店 》ゴミ拾い専門ダイビングショップ開業in沖縄
https://camp-fire.jp/projects/view/549978

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/310523/LL_img_310523_5.png
海中で見つけた50年以上も前のビール缶

■オフィス概要
水中ゴミ拾い専門店 Dr.blue
開業日 : 2022年5月30日(ごみゼロの日)
Instagram: https://www.instagram.com/diver_manaumi
所在地 : 沖縄県那覇市久茂地2丁目14番12号 C18 Office KUMOJI


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

イスラエルの空爆でパレスチナ人30人死亡、ガザ北部

ワールド

アングル:ハリス氏、インフレが依然弱み ピーク時か

ワールド

米大統領選、投票始まる 激戦州の勝敗なお見通せず

ビジネス

テスラ、独ギガファクトリーで4%賃上げ
MAGAZINE
特集:米大統領選と日本経済
特集:米大統領選と日本経済
2024年11月 5日/2024年11月12日号(10/29発売)

トランプ vs ハリスの結果次第で日本の金利・為替・景気はここまで変わる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大人気」の動物、フィンランドで撮影に成功
  • 2
    「家族は見た目も、心も冷たい」と語る、ヘンリー王子の映像が話題に...「不幸なプリンセス」メーガン妃との最後の公務
  • 3
    予算オーバー、目的地に届かず中断...イギリス高速鉄道計画が迷走中
  • 4
    「生野菜よりも、冷凍野菜のほうが健康的」...ブロッ…
  • 5
    ネアンデルタール人「絶滅」の理由「2集団が互いに無…
  • 6
    在日中国人「WeChatで生活、仕事、脱税」の実態...日…
  • 7
    エジプト「叫ぶ女性ミイラ」の謎解明...最新技術が明…
  • 8
    「これぞプロ」 テイラー・スウィフト、歌唱中のハプ…
  • 9
    日本で「粉飾倒産」する企業が増えている理由...今後…
  • 10
    NASA観測が捉えた「アトラス彗星の最期...」肉眼観測…
  • 1
    モスクワで高層ビルより高い「糞水(ふんすい)」噴出! 屈辱動画がウクライナで拡散中
  • 2
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大人気」の動物、フィンランドで撮影に成功
  • 3
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大きな身体を「丸呑み」する衝撃シーンの撮影に成功
  • 4
    予算オーバー、目的地に届かず中断...イギリス高速鉄…
  • 5
    日本で「粉飾倒産」する企業が増えている理由...今後…
  • 6
    「家族は見た目も、心も冷たい」と語る、ヘンリー王…
  • 7
    幻のドレス再び? 「青と黒」「白と金」論争に終止符…
  • 8
    脱北者約200人がウクライナ義勇軍に参加を希望 全員…
  • 9
    世界がいよいよ「中国を見捨てる」?...デフレ習近平…
  • 10
    「第3次大戦は既に始まっている...我々の予測は口に…
  • 1
    「地球が作り得る最大のハリケーン」が間もなくフロリダ上陸、「避難しなければ死ぬ」レベル
  • 2
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大きな身体を「丸呑み」する衝撃シーンの撮影に成功
  • 3
    秋の夜長に...「紫金山・アトラス彗星」が8万年ぶりに大接近、肉眼でも観測可能
  • 4
    死亡リスクはロシア民族兵の4倍...ロシア軍に参加の…
  • 5
    大破した車の写真も...FPVドローンから逃げるロシア…
  • 6
    モスクワで高層ビルより高い「糞水(ふんすい)」噴…
  • 7
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大…
  • 8
    エジプト「叫ぶ女性ミイラ」の謎解明...最新技術が明…
  • 9
    韓国著作権団体、ノーベル賞受賞の韓江に教科書掲載料…
  • 10
    コストコの人気ケーキに驚きの発見...中に入っていた…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中