プレスリリース
【イマ、求められる住宅とは?】建築家の76.2%、「環境への配慮(サステナビリティ)」が求められていると回答
2021年12月13日(月)13時00分
家づくりのアイデアや多様なライフスタイル事例を伝えるスミカマガジンを運営するSuMiKaは、九州地域で活動可能な建築家63名を対象に、「これから求められる住宅」に関する調査を行いましたので結果を発表致します。
■ ■調査概要
調査概要:「これから求められる住宅」に関する調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年10月27日〜同年11月11日
有効回答:九州地域で活動可能な建築家63名
■ ■サマリー
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/289079/img_289079_1.png
■ ■昨今のお客様の動向について、建築家の76.2%が、住宅に「環境への配慮(サステナビリティ)」が求められていると回答
「Q1.昨今の家づくりを考えるお客様の動向に関して伺います。住宅に求めるものとして、環境への配慮(サステナビリティ)が求められていると感じますか。」(n=63)と質問したところ、「非常に感じる」が20.6%、「やや感じる」が55.6%という回答となりました。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/289079/img_289079_2.png
・非常に感じる:20.6%
・やや感じる:55.6%
・あまり感じない:20.6%
・全く感じない:3.2%
■ ■住宅における環境への配慮について、75.0%が「高断熱・高気密な家づくり」が求められていると回答
「Q2.環境への配慮について、特にどのような要素が求められていると感じますか。(複数回答)」(n=63)と質問したところ、「高断熱・高気密な家づくり」が75.0%、「省エネ性能が高い設備」が70.8%という回答となりました。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/289079/img_289079_3.png
・高断熱・高気密な家づくり:75.0%
・省エネ性能が高い設備:70.8%
・長く住める優良住宅:45.8%
・健康に過ごせる(病気にならない):43.8%
・国産木材の利用:22.9%
■ ■他にも「自然素材」や「CO2排出」の声
「Q3.環境への配慮について求められている要素があれば、自由に教えてください。」(n=63)と質問したところ、「自然素材」や「CO2排出」など9件の回答が得られました。
<自由回答・一部抜粋>
・植栽、緑化。
・環境に配慮したプランとデザイン。
・自然素材。
・地域環境への配慮(外構等)。
・緑化:敷地内に植樹や芝敷等。
・自然との関わり。
・CO2排出。
■ ■建築家の90.5%が、「環境に配慮された住宅設計」に積極的
「Q4.あなたは、環境に配慮(サステナビリティ)された住宅を積極的に設計していきたいと思いますか。」(n=63)と質問したところ、「非常に思う」が34.9%、「やや思う」が55.6%という回答となりました。
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/289079/img_289079_4.png
・非常に思う:34.9%
・やや思う:55.6%
・あまり思わない:7.9%
・全く思わない:1.6%
■ ■96.9%の建築家が、災害が多い九州においては「災害に備えた住宅設備が必要」と回答
「Q5.台風や豪雨など、比較的災害が多いと言われる九州において、災害に備えた住宅設備は必要だと感じますか。」(n=63)と質問したところ、「非常に思う」が41.3%、「やや思う」が55.6%という回答となりました。
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/289079/img_289079_5.png
・非常に感じる:41.3%
・やや感じる:55.6%
・あまり感じない:3.1%
・全く感じない:0.0%
■ ■災害に備えた住宅設備において、80.3%の建築家が「台風や雨漏りに強い住宅設計」を重視
「Q6.災害に備えた住宅設備で必要だと感じるものはなんですか。(複数回答)」(n=63)と質問したところ、「台風や雨漏りに強い住宅設計」が80.3%、「周辺環境や気候など、土地に応じた住宅構造」が68.9%、「災害時、復旧の早いライフライン」がが41.0%という回答となりました。
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/289079/img_289079_6.png
・台風や雨漏りに強い住宅設計:80.3%
・周辺環境や気候など、土地に応じた住宅構造:68.9%
・災害時、復旧の早いライフライン:41.0%
・費用をかけた耐震構造:14.8%
・火災対策:9.8%
・強化ガラスや建物防水:9.8%
■ ■他にも「数十年で解体されず長く住まう住宅」や「リフォーム、リノベーション住宅」の声
「Q7.環境への配慮について求められている要素があれば、自由に教えてください。」(n=63)と質問したところ、「数十年で解体されず長く住まう住宅」や「リフォーム、リノベーション住宅」など40件の回答が得られました。
<自由回答・一部抜粋>
・数十年で解体されず長く住まう住宅。
・リフォーム、リノベーション住宅。
・構造がしっかりした省エネ住宅。
・費用を抑えることが可能になれば、環境に配慮した住宅が当たり前になって行くと思います。
・すべての住宅がそうなるとは思いませんが、「高気密高断熱」な住宅を求める人は今後も増えていくと考えています。
・長寿命、省エネ。
■ ■まとめ
今回は、九州地域で活動可能な建築家63名を対象に、「これから求められる住宅」に関する調査を行いました。
まず、昨今の家づくりを考えるお客様の動向について、76.2%の建築家が「環境への配慮(サステナビリティ)が求められている」と回答。その中でも特に、「高断熱・高気密な家づくり」の要素が求められていることがわかりました。他にも「長く住める優良住宅」や「省エネ性能が高い設備」、「CO2排出」を減らすことが求められているようです。昨今カーボンニュートラルの流れが強まっていますが、その流れが住宅にも反映されていることが見受けられます。
さらに、96.9%の建築家が、災害が多い九州においては「災害に備えた住宅設備が必要」と回答。そこで、災害に備えた住宅設備に必要な要素について伺うと、「台風や雨漏りに強い住宅設計」が80.3%と最も多く回答を集めました。他にも「周辺環境や気候など、土地に応じた住宅構造」や「災害時、復旧の早いライフライン」に回答が多く集まり、台風や豪雨の災害が多い九州地方ならではの結果となりました。
前半部分の調査結果で明らかになった「住宅における環境配慮」への需要の高まりは、2030年の目標達成に向け、ますます注目度を高める「持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)」が大きく影響していると考えられます。地球温暖化の抑制、省エネ化による脱炭素社会の実現に向け、省エネかつ光熱費を抑える「高断熱・高気密」や、使用時にCO2を排出しない「省エネ性能が高い設備」といったワードがキーワードとなりました。これらのキーワードについて、新築物件では新たに設計に加え、実現することができますが、中古物件ではリフォーム、リノベーションがその手段となります。これからの住宅として、リフォームもより活況になるかもしれません。
「高断熱・高気密」「環境への配慮」「災害時に復旧の早いライフライン」など総合的に考えると、これからの社会に求められる一つの選択肢としてオール電化住宅にも注目が集まりそうです。
■ ■SuMiKaについて
URL :https://sumika.me
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プレスリリース提供元:@Press
■ ■調査概要
調査概要:「これから求められる住宅」に関する調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年10月27日〜同年11月11日
有効回答:九州地域で活動可能な建築家63名
■ ■サマリー
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/289079/img_289079_1.png
■ ■昨今のお客様の動向について、建築家の76.2%が、住宅に「環境への配慮(サステナビリティ)」が求められていると回答
「Q1.昨今の家づくりを考えるお客様の動向に関して伺います。住宅に求めるものとして、環境への配慮(サステナビリティ)が求められていると感じますか。」(n=63)と質問したところ、「非常に感じる」が20.6%、「やや感じる」が55.6%という回答となりました。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/289079/img_289079_2.png
・非常に感じる:20.6%
・やや感じる:55.6%
・あまり感じない:20.6%
・全く感じない:3.2%
■ ■住宅における環境への配慮について、75.0%が「高断熱・高気密な家づくり」が求められていると回答
「Q2.環境への配慮について、特にどのような要素が求められていると感じますか。(複数回答)」(n=63)と質問したところ、「高断熱・高気密な家づくり」が75.0%、「省エネ性能が高い設備」が70.8%という回答となりました。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/289079/img_289079_3.png
・高断熱・高気密な家づくり:75.0%
・省エネ性能が高い設備:70.8%
・長く住める優良住宅:45.8%
・健康に過ごせる(病気にならない):43.8%
・国産木材の利用:22.9%
■ ■他にも「自然素材」や「CO2排出」の声
「Q3.環境への配慮について求められている要素があれば、自由に教えてください。」(n=63)と質問したところ、「自然素材」や「CO2排出」など9件の回答が得られました。
<自由回答・一部抜粋>
・植栽、緑化。
・環境に配慮したプランとデザイン。
・自然素材。
・地域環境への配慮(外構等)。
・緑化:敷地内に植樹や芝敷等。
・自然との関わり。
・CO2排出。
■ ■建築家の90.5%が、「環境に配慮された住宅設計」に積極的
「Q4.あなたは、環境に配慮(サステナビリティ)された住宅を積極的に設計していきたいと思いますか。」(n=63)と質問したところ、「非常に思う」が34.9%、「やや思う」が55.6%という回答となりました。
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/289079/img_289079_4.png
・非常に思う:34.9%
・やや思う:55.6%
・あまり思わない:7.9%
・全く思わない:1.6%
■ ■96.9%の建築家が、災害が多い九州においては「災害に備えた住宅設備が必要」と回答
「Q5.台風や豪雨など、比較的災害が多いと言われる九州において、災害に備えた住宅設備は必要だと感じますか。」(n=63)と質問したところ、「非常に思う」が41.3%、「やや思う」が55.6%という回答となりました。
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/289079/img_289079_5.png
・非常に感じる:41.3%
・やや感じる:55.6%
・あまり感じない:3.1%
・全く感じない:0.0%
■ ■災害に備えた住宅設備において、80.3%の建築家が「台風や雨漏りに強い住宅設計」を重視
「Q6.災害に備えた住宅設備で必要だと感じるものはなんですか。(複数回答)」(n=63)と質問したところ、「台風や雨漏りに強い住宅設計」が80.3%、「周辺環境や気候など、土地に応じた住宅構造」が68.9%、「災害時、復旧の早いライフライン」がが41.0%という回答となりました。
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/289079/img_289079_6.png
・台風や雨漏りに強い住宅設計:80.3%
・周辺環境や気候など、土地に応じた住宅構造:68.9%
・災害時、復旧の早いライフライン:41.0%
・費用をかけた耐震構造:14.8%
・火災対策:9.8%
・強化ガラスや建物防水:9.8%
■ ■他にも「数十年で解体されず長く住まう住宅」や「リフォーム、リノベーション住宅」の声
「Q7.環境への配慮について求められている要素があれば、自由に教えてください。」(n=63)と質問したところ、「数十年で解体されず長く住まう住宅」や「リフォーム、リノベーション住宅」など40件の回答が得られました。
<自由回答・一部抜粋>
・数十年で解体されず長く住まう住宅。
・リフォーム、リノベーション住宅。
・構造がしっかりした省エネ住宅。
・費用を抑えることが可能になれば、環境に配慮した住宅が当たり前になって行くと思います。
・すべての住宅がそうなるとは思いませんが、「高気密高断熱」な住宅を求める人は今後も増えていくと考えています。
・長寿命、省エネ。
■ ■まとめ
今回は、九州地域で活動可能な建築家63名を対象に、「これから求められる住宅」に関する調査を行いました。
まず、昨今の家づくりを考えるお客様の動向について、76.2%の建築家が「環境への配慮(サステナビリティ)が求められている」と回答。その中でも特に、「高断熱・高気密な家づくり」の要素が求められていることがわかりました。他にも「長く住める優良住宅」や「省エネ性能が高い設備」、「CO2排出」を減らすことが求められているようです。昨今カーボンニュートラルの流れが強まっていますが、その流れが住宅にも反映されていることが見受けられます。
さらに、96.9%の建築家が、災害が多い九州においては「災害に備えた住宅設備が必要」と回答。そこで、災害に備えた住宅設備に必要な要素について伺うと、「台風や雨漏りに強い住宅設計」が80.3%と最も多く回答を集めました。他にも「周辺環境や気候など、土地に応じた住宅構造」や「災害時、復旧の早いライフライン」に回答が多く集まり、台風や豪雨の災害が多い九州地方ならではの結果となりました。
前半部分の調査結果で明らかになった「住宅における環境配慮」への需要の高まりは、2030年の目標達成に向け、ますます注目度を高める「持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)」が大きく影響していると考えられます。地球温暖化の抑制、省エネ化による脱炭素社会の実現に向け、省エネかつ光熱費を抑える「高断熱・高気密」や、使用時にCO2を排出しない「省エネ性能が高い設備」といったワードがキーワードとなりました。これらのキーワードについて、新築物件では新たに設計に加え、実現することができますが、中古物件ではリフォーム、リノベーションがその手段となります。これからの住宅として、リフォームもより活況になるかもしれません。
「高断熱・高気密」「環境への配慮」「災害時に復旧の早いライフライン」など総合的に考えると、これからの社会に求められる一つの選択肢としてオール電化住宅にも注目が集まりそうです。
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