コラム

From the Newsroom ニューズウィーク日本版編集部

ニュースにならない被災地の記憶

 記憶と言うのは、あっという間に風化するものだ。あれほど忘れまいと目に焼き付けてきたはずの光景が、1年が経つ今、既に断片的にしか思い出せない

2012.03.09

フェイスブックとどう付き合うべきか

「これって、やばいんとちゃう?」  割合無邪気に、そして便利に近所の人々や大学時代の先輩後輩、前の会社の同僚との交流に利用していたフェイスブ

2012.02.17

馬英九再選と中国の限界

 先日のこのブログでお知らせしたとおり、今月14日投開票の台湾総統選を現地で取材してきた。国民党の現職、馬英九か、民進党の女性候補、蔡英文か

2012.01.19

変わる台湾、変わらない台湾

「こいつ巻き舌だよ、ハハハ!」  大学のラグビー部の遠征試合で初めて台湾を訪れた1990年、中国語学習者だった筆者は、試合相手の台湾人

2012.01.11

オフレコ論議で失われるもの

 今から20年前、全国紙の神戸支局で記者1年生として取材を始めたころ、最初のデスクにこう教えられた。「記者は役人のオフレコ発言を許すな。もし

2011.12.12

ダライ・ラマと日本メディアの「保守性」

 チベットと聞いて人々が想像するもの──雪に覆われた山々と息をのむような絶景、風にはためくチベット仏教の祈祷旗、透き通るような青い空、サフ

2011.11.08

ジョブズの英語プレゼン術に学ぼう

 先週亡くなったスティーブ・ジョブズは、言わずと知れたイノベーションの天才。彼がもう1つ、類まれな才能を見せたのがスピーチの巧みさだ。  最

2011.10.10

「座りたがる妊婦」を非難する是非

 中国は今でもレストランの会食の席は食べ散らかしたゴミだらけ、いったんレストランを出ればところかまわず地面に痰を吐く――という「マナー後進国

2011.10.07

百合子と芳子のちょっと変わった恋愛映画

 私が初めて浜野佐知という映画監督を知ったのは04年。北原みのり(女性向けアダルトグッズショップ「ラブピースクラブ」代表)の著書『ブスの開き

2011.10.04

ハッカニ・ネットワークが再び表舞台に

 9月13日にアフガニスタンの首都カブールにある米大使館で発生したテロ攻撃を始め、米軍やホテルを狙った最近のテロ攻撃の犯行グループとみられて

2011.10.03
MAGAZINE
特集:まだ世界が知らない 小さなSDGs
特集:まだ世界が知らない 小さなSDGs
2025年4月 1日号(3/25発売)

トランプの「逆風」をはね返す企業の努力が地球を救う

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 2
    現地人は下層労働者、給料も7分の1以下...友好国ニジェールからも追放される中国人
  • 3
    一体なぜ、子供の遺骨に「肉を削がれた痕」が?...中国・河南省で見つかった「異常な」埋葬文化
  • 4
    なぜ「猛毒の魚」を大量に...アメリカ先住民がトゲの…
  • 5
    なぜANAは、手荷物カウンターの待ち時間を最大50分か…
  • 6
    不屈のウクライナ、失ったクルスクの代わりにベルゴ…
  • 7
    アルコール依存症を克服して「人生がカラフルなこと…
  • 8
    突然の痛風、原因は「贅沢」とは無縁の生活だった...…
  • 9
    最悪失明...目の健康を脅かす「2型糖尿病」が若い世…
  • 10
    「この巨大な線は何の影?」飛行機の窓から撮影され…
  • 1
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山ダムから有毒の水が流出...惨状伝える映像
  • 2
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き詰った「時代遅れ企業」の行く末は?【アニメで解説】
  • 3
    「低炭水化物ダイエット」で豆類はNG...体重が増えない「よい炭水化物」とは?
  • 4
    「テスラ離れ」止まらず...「放火」続発のなか、手放…
  • 5
    【独占】テスラ株急落で大口投資家が本誌に激白「取…
  • 6
    800年前のペルーのミイラに刻まれた精緻すぎるタトゥ…
  • 7
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大…
  • 8
    大谷登場でざわつく報道陣...山本由伸の会見で大谷翔…
  • 9
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛…
  • 10
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」ワケ
  • 3
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 4
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛…
  • 5
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 6
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 7
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 8
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 9
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 10
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中