コラム
甦ったジミー・ペイジの「遺産」
今から4年前の8月の終わりの日曜日の夜。北京オリンピック閉幕式の生中継を横目で見ながら会社で次週発売号の最後の編集作業をしていると、聞き慣
尖閣問題はもはや「棚上げ」できない
大きな火種 香港の活動家たちを乗せ、尖閣諸島を目指す漁船Japan Coast Guard-Handout-Reuters 夏の沖縄の青い
大津いじめ事件を歪曲する罪
「お祭り騒ぎ」――これが先月、中2いじめ自殺事件の渦中にある大津市の中学校を訪れたときの印象だ。ただし騒いでいると感じたのは、大津市でも、問
バットマンと銃乱射の不毛な関係
「俺はジョ--カ--だ」 7月20日、米コロラド州オーロラで銃乱射事件を引き起こしたジェームズ・ホームズ容疑者(24)は逮捕直後、警察に対
元民主化リーダーが語る中国の未来
23年たった今もよく覚えているが、1989年6月4日は日曜日だった。4月からずっと北京で続いていた学生の民主化運動は、前日の土曜日深夜から
ゾルゲのインテリジェンス力
読売新聞のスクープで明らかになった中国大使館元一等書記官、李春光(リー・チュンコアン)のスパイ疑惑は、肝心の防衛情報へのアクセスが明らかに
「ソニーらしさ」の勘違い
企画を思いついたのは一昨年暮れ。ソニーリーダーの機能に不満をもったジャーナリストの佐々木俊尚氏が「ソニーは死んだ」とツイートしたところ、賛
重慶スキャンダルはどこまで広がる?
発売中のNewsweek日本版4月25日号のカバー特集は中国を揺るがす重慶スキャンダルについてリポートした『不安な中国』。本誌北京支局長
原子力空母がいる風景
全長333メートルある世界最大の軍艦の甲板上には、春の午後の日差しが降り注いでいた。艦載機を満載すれば核ミサイルを除いて世界最大の攻撃力を
カシミール紛争、解決のカギは日本?
インドの頭痛はおさまることがないだろう。 3月9日、パキスタン軍の諜報機関であるISI(軍統合情報局)のアーマド・シャー・パシャ長官に代