コラム
塗り替わる世界秩序 六辻彰二
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

世界に混乱をもたらす「トランプ関税」をロシアが免れたワケ

<アメリカと取引があるにも関わらず関税引き上げ から除外されたロシア。トランプ政権の思惑はどこにあるのか、関税戦争の勝者は誰なのかを紐解く>

2025.04.09
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同盟国にも牙を剥くトランプ大統領が日本には甘い4つの理由

<関税引き上げなどをちらつかせ、同盟国すら威嚇するトランプ大統領だが、日本に対しては比較的穏当な姿勢を見せている。そこには、他国にはない、日

2025.03.07
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反政府軍の中核、HTS指導者が言う「全シリア人」には誰が含まれている? アサド政権崩壊を単純に祝福できない理由

<アサド政権崩壊に路上から歓喜の声があがり、欧米各国もこれを歓迎。しかし、反政府軍の中核を占めるタハリール・アル・シャーム機構(HTS)には

2024.12.10
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「核兵器を使えばガザ戦争はすぐ終わる」は正しいか? 大戦末期の日本とガザが違う4つの理由

<イスラエルがガザに対して核兵器を用いれば、イスラエル自身に放射能汚染が広がる恐れもある。原爆を投下したアメリカとは、その点で全く異なる状況

2024.08.15
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「ロシア支持のくせに我々の援助を受け取るな」スウェーデンのマリとの決裂に他の先進国が続かない3つの理由

<スウェーデンの対応は冷戦時代であれば珍しいものではなかったと言えるが...> ・西アフリカのマリがウクライナ侵攻で先進国の立場に賛同しない

2024.08.14
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パリ五輪と米大統領選の影で「ウ中接近」が進む理由

<世界的イベントの裏でほとんど注目されなかったが、ウクライナ外相ドミトロ・クレバの中国訪問は国際情勢にとってかなり大きな意味をもつ> ・ウク

2024.07.30
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バイデン政権とは何だったか──「超大国であろうとして空回り」トランプとハリスそれぞれの打開策

<実態の疑わしい民主主義サミット、ガザ侵攻でのイスラエル擁護...超大国の限界をあらわにしたバイデン政権と、アメリカがこれから向かう先とは>

2024.07.25
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フランス発ユーロ危機はあるか──右翼と左翼の間で沈没する「エリート大統領」マクロン

<なんとか極右を退けたものの、マクロンがもはやレームダックであることも否定できない。その理由とは?> ・フランス議会選挙で左翼連合が第一党に

2024.07.10
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「ナチス軍帽」写真流出で極右候補が選挙撤退...それでも苦戦するマクロン、やはり「無謀な賭け」は失敗に終わる?

<ナチス時代のドイツ空軍の帽子を被った過去の写真が流出したことで、極右系候補ルディヴィーヌ・ダウディが議会選挙から撤退することに。この一件は

2024.07.05
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

「地球温暖化を最も恐れているのは中国国民」と欧州機関の意識調査で明らかに...その3つの理由とは?

<国民が温暖化に高い関心を示す理由の一つには、実際にその被害に遭いやすいことが挙げられる> ・欧州投資銀行が行った意識調査によると、「生活を

2024.06.28
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特集:トランプショック
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2025年4月22日号(4/15発売)

大規模関税発表の直後に90日間の猶予を宣言。世界経済を揺さぶるトランプの真意は?

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