新型コロナウイルス

オミクロン株の新たな亜種「BA.5.2.1」への感染事例、上海市当局が確認

2022年7月11日(月)10時09分
感染防護服を着た上海市衛生当局のスタッフ

上海市衛生当局は新型コロナウイルスのオミクロン変異株の新たな亜種「BA.5.2.1」の感染事例が見つかったと発表した。上海で6月撮影(2022年 ロイター/Andrew Galbraith)

上海市衛生当局は10日、新型コロナウイルスのオミクロン変異株の新たな亜種「BA.5.2.1」の感染事例が見つかったと発表した。

今月8日に浦東の金融街で確認され、海外から持ち込まれたケースに関連したものとしている。

中国政府が感染を徹底的に封じ込める厳格なゼロコロナ政策を進める中、上海市は6月初旬に約2カ月に及んだロックダウン(都市封鎖)を解除したが、新たな感染が確認されるとすぐに建物や敷地を閉鎖するなど、厳しい制限を続けている。

上海市衛生当局の幹部は会見で「市内で最近、市中感染の報告が相次いでおり、社会全体に感染が拡大するリスクは依然として非常に高い」と警告。市内の主要な地区の住民を対象に、新たな流行のリスクを制御するため、12日から14日の間に2回のコロナ検査を実施すると述べた。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2022トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

今、あなたにオススメ

注目のキーワード

注目のキーワード
投資

本誌紹介

特集:アサド政権崩壊

本誌 最新号

特集:アサド政権崩壊

アサドの独裁国家があっけなく瓦解。新体制のシリアを世界は楽観視できるのか

2024年12月24日号  12/17発売

MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中

人気ランキング

  • 1
    インスタント食品が招く「静かな健康危機」...研究が明らかにした現実
  • 2
    おやつをやめずに食生活を改善できる?...和田秀樹医師に聞く「老けない」最強の食事法
  • 3
    【駐日ジョージア大使・特別寄稿】ジョージアでは今、何が起きているのか?...伝えておきたい2つのこと
  • 4
    ロシア西部「弾薬庫」への攻撃で起きたのは、戦争が…
  • 5
    「たったの10分間でもいい」ランニングをムリなく継続…
  • 6
    映画界に「究極のシナモンロール男」現る...お疲れモ…
  • 7
    村上春樹、「ぼく」の自分探しの旅は終着点に到達し…
  • 8
    ロシア軍は戦死した北朝鮮兵の「顔を焼いている」──…
  • 9
    「私が主役!」と、他人を見下すような態度に批判殺…
  • 10
    【クイズ】世界で1番「汚い観光地」はどこ?
  • 1
    インスタント食品が招く「静かな健康危機」...研究が明らかにした現実
  • 2
    ロシア軍は戦死した北朝鮮兵の「顔を焼いている」──ゼレンスキー
  • 3
    村上春樹、「ぼく」の自分探しの旅は終着点に到達した...ここまで来るのに40年以上の歳月を要した
  • 4
    おやつをやめずに食生活を改善できる?...和田秀樹医…
  • 5
    女性クリエイター「1日に100人と寝る」チャレンジが…
  • 6
    コーヒーを飲むと腸内細菌が育つ...なにを飲み食いす…
  • 7
    大腸がんの原因になる食品とは?...がん治療に革命を…
  • 8
    ウクライナ「ATACMS」攻撃を受けたロシア国内の航空…
  • 9
    【クイズ】アメリカにとって最大の貿易相手はどこの…
  • 10
    「どんなゲームよりも熾烈」...ロシアの火炎放射器「…
  • 1
    寿命が延びる、3つのシンプルな習慣
  • 2
    インスタント食品が招く「静かな健康危機」...研究が明らかにした現実
  • 3
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋トレに変える7つのヒント
  • 4
    ロシア兵「そそくさとシリア脱出」...ロシアのプレゼ…
  • 5
    半年で約486万人の旅人「遊女の数は1000人」にも達し…
  • 6
    ロシア軍は戦死した北朝鮮兵の「顔を焼いている」──…
  • 7
    「炭水化物の制限」は健康に問題ないですか?...和田…
  • 8
    ミサイル落下、大爆発の衝撃シーン...ロシアの自走式…
  • 9
    コーヒーを飲むと腸内細菌が育つ...なにを飲み食いす…
  • 10
    2年半の捕虜生活を終えたウクライナ兵を待っていた、…
もっと見る